暗号のような小説時に小説は暗号だったりする。小説で書かれている文章は何か大きな意味を持っているかもしれない。しかし、表面的にその意味を示してはくれない。表面的に書かれていることから、何か裏のものを見つけ出す。というか察するというか。そういうことが出来るということは、どれだけ素晴らしくて趣深いことか。考えること。想像すること。推理すること。自分なりの答えを出すことは、ある意味では幸せなことなのだ。あるいは推論を出すということ自体がすでに幸せなことかもしれない。