不思議なできごと | Le petit chateau “ fleurs Miho ”

Le petit chateau “ fleurs Miho ”

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お読みいただきありがとうございます。



Chocolatくん…まるで
忽然と姿を消してしまったかのようなので

まだ、しっぽをちぎれんばかりふりつつ
ひょっこりと茶目っ気たっぷりに
今にもとびついてきそうな感覚になります。

いっぽうで
実体としての存在感のなさは
日常のさまざまな場面において痛感します。

日曜日にかわってすぐの深夜に
点滴、強心剤、昇圧剤そして
心臓マッサージの甲斐なく
モニターを観て「さようならのとき」が。

大学病院で終末期医療に携わった経験は
わたしにすべてを悟らせました。

「先生
もう点滴も心臓マッサージも結構です。
これ以上
痛い思いをさせたくないんです。」

呼吸が…次いで鼓動が…静かに停止。

ほとんど眠ることなく夜明けを迎えました。

出勤前に義母宅から自宅へ
クルマを走らせる朝の空と雲…。
Chocolatくんが昇る
Marronくんやお仲間のもとへのみちが
そこにはありました。

「ああ…いよいよなんだな…。」
Chocolatに心配をかけたりこれ以上
哀しませたくないと思いながらも
涙腺は緩むいっぽうでした。
獣医さんや動物看護師さんの前では
夫もわたしの冷静な対応に驚いていたと
思います。

後にその状況を知らせた友人も
「そんなつらいときに
よく取り乱すことなく対応できたね。
尊敬するよ。誰も真似できないと思う。」
と言ってくれました。

Chocolatくんのママも、スローなタイプ
なので、時間が経つにつれてジワジワと
ダメージを感じるタイプだとはっきり
わかりました。


小さくなって再び義母宅に迎えた時のこと
あたたかい晴れた日に
のんびりと4ワンズが揃って
日向ぼっこや散策をした広いお庭には
Marronくん亡き後、蝶々がいつもひらひら
軽やかに舞っていました。

まるで、弟妹ワンズを優しく見守り
一緒に時を過ごすかのように…♡


それが
この日は11月下旬とは思えない陽気。

なんと、Chocolatくんの遺骨を両手で
大切に包んでクルマから降りると
黄色い蝶々が、左右それぞれから舞い
降りてきて軽やかにまったりとまったり。
Marronくんと Chocolatくんの魂が
自由に羽ばたいてわたしたちの傍に在る。

「ボクたちはこんなに自由になれたよ。
これからはいつでもどこでも一緒だよ。」
まるで、そう教えてくれるようでした。

MarronくんもChocolatくんも
写真があまり好きではなかったのですが

この2羽の蝶々も、スマホを向けると
どんなに離れたところからでも
「辞めてよ〜 苦手なんだからさぁ…」

そう言わんばかりに逃げちゃいます。
収めるのにとっても苦労しました。

夫に話すと
彼もまた不思議なことを話しました。

Chocolatくんの会陰ヘルニア(脱腸)が
悪化してからは、摘便に通院。


ふだんは食後に小指の先くらい、
まるでソフトクリーム先端程度の
量と柔らかさのクリーム色の便が点在する
だけでしたが、亡くなってから2日間、
毎朝、ワンズのトイレシートに同様の
排泄があったんだそうです。

やっぱり
何気に
おおらかさ・のびやかさと
どこかコケティッシュな存在感を
そこはかとなく“置き土産”として
感じさせてくれる愛息子なんだなぁと
涙を滲ませながらクスッと笑えました。


あなたもわたしもイキイキと

自分らしく命を輝かせられますように


メッセージに想いをギュッと込めて

   Care Cure Shine Miho 

   Le petit chateau “fleurs Miho”