スーファミ風のドット絵と快適そうなアクションが面白そうだなぁと
ブログの更新をサボる程に『CrossCode』をガッツリと遊んでいました<(_ _)>
ドイツのスタジオが製作したインディーズゲームとの事だけど、
インディーゲームって言うと・・・小規模、少人数、低予算、低ボリュームを連想するね。
Wikipediaによるとハッキリした定義はないようだけど、
これまで遊んだ大半のインディーズゲームはその認識で間違っていなかったと思うよ。
でも今回の『CrossCode』は凄いボリュームで驚いちゃったなぁ ヽ(´ー`)ノ
未来世界、インスタテインメント社が所有している衛星を利用した、
大規模なオンラインゲーム「クロスワールド」が舞台。
プレイヤーは専用のギアを装着して五感までゲームと結びついているんだ"φ(・ェ・o)~メモメモ
主人公のレアは訳あって現実世界での記憶と意識を失っていて、
サポートしてくれるパートナーと一緒にクロスワールド内で手がかりを探していく。
至る所に居るNPCもどこかのプレイヤーという設定で、
ストーリーを楽しむ人、自分なりの役割を演じる人、ギルド活動に精を出す人と様々。
聞こえてくるセリフもクロスワールドに対する純粋な感動であったり、
はたまた運営会社に対する愚痴めいたものであったりと色々で飽きないね。
現実側の歴史や出来事に触れる会話もあり、よく練られているなぁと感心するよ。
オンラインゲームあるある。
規模が大きくギルド内の交流も活発な所だと、人間関係・・・特に男女関係とかゴホゴホ
オンラインゲーム経験者なら、多くの人が共感するようなネタが
ふんだんに盛り込まれているのもこのゲームの特徴だね ウン(*-ω-)(-ω-*)ウン
大きく頷いてしまうのも一度や二度じゃ済まなかったなぁ(^^;)
最初にフレンドになる活発な性格のエミリーは、現実世界ではフランスの学生。
とても積極的で、プレイスタイルも性格を反映したような拳で戦うクラスを選択している。
クロスワールドを一緒に冒険していく中で、時には彼女の学生生活の変化が
語られたりと、仲間達の現実での生活が垣間見えるのも、ゲーム世界と現実世界の
両方を意識させられ、レアのストーリーだけでなく、仲間達にもそれぞれのストーリーが
あるんだなと感じさせられて、丁度良い具合の複雑さを与えてくれているね。
ゲーム中盤ではある事件がキッカケで、
一定期間エミリーとの仲がギスギス状態になってしまう。
人間関係の疑心暗鬼も表現されていたりして、架空の出来事だと分かっていても
身につまされるシーンだったなぁ (A;´・ω・)フキフキ
不正行為を働くプレイヤーという、オンラインゲームの負の面も描かれているね。
多くは語れないけどこの一連のクエストには・・・本当に騙されちゃったなぁ (´▽`*)アハハ
バグを利用して通常では入れないエリアに入ろうとするプレイヤーも。
運営側の意図していない行動自体は褒められないけれど、
自力で未知を知ろうとする熱意を持つ人って尊敬しちゃうよ( ゚ ρ ゚ )
自身の身に起きた事故の手がかりを探すレアのストーリーとは別に、
「クロスワールド」自体はまだまだ(ゲーム世界での)アップデートの余地が
大きく残されているゲーム。まだ開放されていないエリアは
実際の2月にアップデートが行われて拡張されたりと、プレイしていく中で
プレイヤーが感じてしまうマップに限界がある作りを上手く設定として活かしているね。
アップデートをしなくても十分広すぎると感じるボリュームだけど アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー
その他にも、ゲーム内で想定されている最高レベルが60~70だったり、
仲間をパーティーに誘うにもチャット機能を利用して呼び出す必要があったりと、
細かい所で『CrossCode』がオンラインゲームだと違和感無く感じられる作りになっている。
グラフィックはスーパーファミコン風ではあるけれども、
中身はしっかりと今風の作りで、戦闘面では敵の動き方や弱点の把握が必要だし、
探索面ではマップの構造や高低差の見分け、仕掛けの特徴等々。
どちらも単調に感じる事が全然無く、長時間プレイしても飽きないよ。ウン(*-ω-)(-ω-*)ウン
アイテムやステータスを引き継げる2周目では会話にも変化があったり本当に細かい。
インディーズゲームという言葉から連想するあっさりなボリュームとは正反対の、
100時間遊んでもまだまだ遊べる濃さだったなぁ ヽ(´ー`)ノ
大手が作ったと言われても納得する程に欠点を感じないゲームだったけれど、
あちこちに散りばめられたパロディや全体から感じるノリの良さは
「インディーズってこうだよね」と思わせてくれる気持ちの良いゲームでした(∩´∀`)∩ワーイ