今日は、司法書士試験を受験してきました。

択一式問題の午前の部、憲法、民法、刑法、商法の実体法はそれなりにできたと思います。
これまで身につけた法感覚で何とか行けたと思います。
だてに何年も勉強したわけではありません。

午後の部、不動産登記法、商業登記法などの手続法が、微妙なところです。
知識の量が不十分でした。
それを、択一式試験の解答のテクニックで補ったのですが、正解に到達したのか今ひとつわかりません。
解答速報を待つことにします。

問題は、記述式。
実のところ、記述式についてはほとんど勉強していませんでした。
そこまで手が回らなかったので、受ける前から、半分棄権したような気分になっていました。

しかし、実際に受験してみて、意外に思いました。
けっこう書けるではないかと。
手も足も出ない達磨さん状態ではなくて、何とか立ち向かえるという判断をしました。
結果として、実体法の問題、どのような事実があったのかということについては、かなり的確な事実認定ができたと思います。
問題は、それを記述するための手続法の知識が大きく不足していることです。
わかってはいても、それをどう書けばいいかがわからないということです。

ということは、手続法の知識を補えば、正解にたどり着くということだという見通しが立ちました。
今回は、無理でしょうが。

それと、もう一つの問題。
試験には、答案を検討するためのメモ用紙のようなものが一枚配布されていたのですが、それを利用していなかった。
具体的には、思いついたことを、答案用紙にそのまま書いて、違うと思ったら二本線で消して訂正してということをしまくったということ。
答案が非常に汚くなって、ほとんど判別不能になったのではないかと。
もしかしたら、答案が汚いということで、採点してもらえないのではないかと反省しています。
やはり、気が動転していたんでしょうね。
平常心が大事。

まあ、今回はともかく、次回こそは期待して言いという感触を受けたということで良しとしましょうか。