今日夕方、家に帰る途中のことです。

朝鮮学校に程近いところをバイクで走っていると、自転車に乗っている少女を見かけました。
チマチョゴリの制服を着ていました。
朝鮮学校の生徒です。

このところの北朝鮮とのなんだかんだで、朝鮮学校がとんだとばっちりを食っていることは、ご存知のことと思います。
そして、朝鮮学校の制服が切られる事件があったりして、朝鮮学校の生徒が身を守るため、チマチョゴリの制服を着ることを止めていました。

それが、久しぶりに朝鮮学校の制服を見ることができたのです。
なんだかうれしくなってきました。

でも、「在特会」を代表する民族差別は、最近ますます露骨になっています。
しかし、京都朝鮮第一中学校への「在特会」による脅迫的な示威行動が司法によって人種差別に当たるとの判断が下されました。
民族差別に立ち向かう活動も盛んになってきています。
決してくじけてはいません。

おそらく、朝鮮学校側でも、民族衣装の制服を再開する事に、葛藤があったものではないかと察します。
しかし、萎縮しないという決意があったのでしょう。
この姿に、すがすがしいものを感じました。

朝鮮学校の生徒たちに幸あれと、改めて祈っています。