さて、今日伊藤塾から、司法試験予備試験の解答速報が発表されましたので、早速自己採点をしてみました。


一般教養科目は60点満点で49点でした。

法律科目は各30点満点で、憲法25点、民法26点、刑法22点、商法10点、民事訴訟法10点、刑事訴訟法19点、行政法16点でした。

結局270点満点で167点で、合格には程遠い結果となったようです。


一般教養科目は何の対策もしていなかったので点が取れなかったのは当然なのですが、対策さえしていればもっと点が取れていた可能性があるようです。

知識がなければ正解できない問題が多かったので、一通りの対策が必要なようです。


憲法はそれなりに点が取れましたが、やはり少々物足りない結果だったようです。

私の憲法感覚はまだ錆付いてはいないと思いますけど、憲法感覚だけでは限界があるようです。

憲法は得意科目だと思っていたので(行政書士試験では全問正解だった)、ぜひとも全問正解したかったと思います。


民法もそれなりに点が取れました。これまでの苦手意識が抜けたのは良いとしても、これもまた物足りない結果でした。行政書士の勉強をするときに一からやり直したのがある程度成果を挙げたともいえます。(行政書士試験では、1問だけ間違えて後は全部正解でした。)

これは将来に見通しができたと考えて良しとしましょうか。


刑法は、旧司法試験の問題に比べて、易しいとの印象を持っただけに、もう少し何とかならなかったのかなと思います。

旧司法試験は論理操作が必要でしたが、必要な知識としてはそれほど細かい知識は必要なかったと思います。予備試験では、論理操作は必要ないけれど、細かい知識を要求される問題だったと思います。

まだまだ細かい知識が足りなかったというべきでしょうか。


商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法については、条文を逐条的に勉強したわけではないので、その弱点が表れたと思います。

いずれにせよ、やってないものは点数が取れないという当たり前の結果が出ただけです。


全体的にみて、基礎レベルのことに不足があるとの印象を受けました。伊藤塾で言えば基礎マスターレベルからやり直さなければいけないなと思いました。

そして、特に下四法については条文を逐条的に潰していかなければいけないと思いました。

いずれにせよ、一年でどうにかなるというレベルではないようです。

結果として記念受験となってしまいましたが、将来の見通しが立っただけでも良しとするべきでしょうか。


これからどうするか、これまでどおり予備試験の勉強をするか、それともこれまでの学習を生かして他の道に転ずるかは、じっくりと考えて、早めに結論を出そうと思います。