本当ならここで長崎市長選挙についてひとくさり書き綴るべきでしょうが、申し訳ないのですが、私は4月12日の市長選立候補予定者の討論会に出席して、様子を観察するべきでした。
ところが、ちょうどうちの猫のミーちゃんが、腎不全を悪化させて急きょ入院することになったものですから、それどころではなかったのです。
そんなわけで、私なりにわかっている範囲で、書きたいと思います。
現職田上富久市長は無所属で出馬しますが、自民党が応援するようです。県庁舎移転問題で魚市跡地への推進派なので、前回ついていた商工会議所が、離反しているとも聞いています。
大田雅英元教育長には、伊藤一長後援会がついていると聞いています。
中田剛市議会副議長は、日本共産党の公認です。
田上、太田両氏には政策上の差異はあまりありません。もっぱら、市職員の不祥事の多発問題でのリーダーシップとかそういった論点になっているようです。
両者と中田氏には大きな政策上の差異があります。県庁舎移転問題についても反対の立場です。また、防災対策の強化についても独自の主張があります。以前にもお伝えしたように、中田氏の出馬によって、市長選がただの揚げ足取りではない「空中戦」でなくなった面があります。
現職田上市長は、国や県のいいなりの人です。伊藤前市長はいろいろ批判もありますが、少なくとも国や県に対しても、抵抗すべきところは抵抗していました。田上市長は伊藤市長ですらやらなかった強硬なことを平気でする市長でした。構造改革については伊藤前市長よりは過激でした。のび太風のソフトなイメージに似合わない行動をする市長でした。長崎市従業員組合のビラでは「のび太の顔をしたジャイアン」と形容されたこともあります。
さて、対する太田候補に、国や県の言いなりにならずに市独自の政策をとれるのかを考えると、未知数としかいいようがありません。
そして、日本共産党の推薦する中田候補が市長となれば、長崎市政は確実に変わります。国や県言いなりの構造改革路線から決別することができるでしょう。
また、三者の政治家としての実績を見ても、田上市長は元々は素人の一期目、太田候補は全くの素人。対する中田候補は市議を何期も務め市議会副議長をも歴任したことでもわかるように、実績としては格段に上でしょう。
以上、簡単で申し訳ないのですが、長崎市長選について書いてみました。
長崎市民の良識ある選択を期待します。