私、


ほんとに、本当に、こんなにも、
好きになってしまっていたんだって、
今、また知ったよ。


別れ、ほんとにつらいよ。


今もまだ泣いてるよ。
かれこれ4時間以上だよ。


好きだよ。
もうね、白状するよ。
ほんとに大好きだった。
愛してた。

あの人はいつも、

愛してる、て言うのが大好きで、
それを私にも求めていたんだ。

そんな恥ずかしいこと、いったことなんてなかったから、
すっごい時間かけて、
すっごい緊張しながらやっとのことで彼の「愛してる」に応えてた。


いつ頃だったかなー
なんだかやっぱり、
それなりにその表現にも慣れてきて、普通に返せるようになっていたんだけど。
私が愛してるって言ったら、彼が「当然っ!」て答えるのがふたりの中で定着してて。



でも、
あることがあって
私すごくいっぱいいっぱいになっちゃって。

彼に、「愛してる」て言うことと、「未来を話すこと」を厳しく禁じたの。



そしたらほんとにそれを律儀に守ってくれて、嬉しくて、
でもちょっとせつないのもあったかなと思う。



そして、今日。


彼、最後の最後で私に「愛してる」て言った。

懐かしかった。懐かしくて嬉しくて、号泣しながら、私も心を込めて、「愛してる」て応えた。


そしたらさ、あの時みたいに彼が、「当然っ!」て言うのよ。


もう涙腺崩壊してた。
まるであの時に戻ったみたいだった。

あの、ちょっと調子にのったみたいな言い方が、
懐かしくて。
彼は泣きまくる私に、すこしでも笑って欲しかったんだろうな。



そして彼は、私の存在が、スランプから抜け出すきっかけを作ってくれたのだと、

私の存在が、彼の特殊なお仕事の新境地を作ったのだと、教えてくれた。




私、誰かの役に立って生きてるなんて全く思ってないし、
ほんとに、役立たずで、甘ったれで、だめな人間だって、
いつもいつも思ってて。

そんな私を、いつもいつも支えてくれて、
私のネガティブな話を辛抱強く聞いてくれて、

そうじゃないよって、
君はいつも僕の為になっているし、
やさしくて、かわいくて、いい子なんだよって、

いつもいつも言ってくれた。

私に自信を付けさせてくれた。

彼が居なかったら、きっと内定だってとれてなかった。


ほんとに、ほんとに大きな存在だった。


こんなふうな別れになって、ほんとに悲しいよ、辛いよ、この先どうしたらいいのかわからないよ。


でも、
わたしが決めたことだから。
譲れないことだったから。
前に進むしかなかったから。


悲しいけど、後悔はない。
言い出す勇気をくれた親友よ、本当にありがとう。


これで、よかったんだ。

だって、あるべき未来が無いじゃないか。

どうあがいたって、これ以上にはならない。

早ければ早いほど、よかったのだ。

ちょっと、長引いちゃったね。




でも、7ヶ月間だったけど、
本当に楽しかったし、充実してたし、なんだかいつも暖かい気持ちで満たされて、
たまに自問自答する時も確かにあったけど、
私は幸せだったと、今はっきり言えます。



あなたと出会えてよかった。



私がまっすぐ前を向いて歩いて行くことが、
私にできる唯一のこと。

がんばろう。