ども、レパード沼です。
青森市では先日10cm近い積雪がありましたが、
太平洋側の八戸市はほとんど雪が降っていませんでした。
さて、ネタ切れで更新が滞っておりましたが、
ボクシングマガジンを読んでいて
心を揺さぶられた記事がありましたのでお伝えします。
(試合は見ておりませんが)
WBOフライ級タイトルマッチで激闘を繰り広げながら
田中恒成に王座を奪われた
木村翔のインタビュー記事にグッときました。
(文:落合正範・東京新聞)
激闘から1ヶ月後・・・竹原ピストルのライブを訪れた。
木村は試合の入場曲『Forever Young』を使用するなど、大のピストルファン。
以前から「いつかチャンピオンになって会いたい。・・」と夢見てきた。
・・・高校大学とボクシングに励んできたピストルが語りかけるように言った。
「とあるボクシングのチャンピオンが僕の歌を入場曲に使ってくれています。すごく光栄です。」…
「これがオレからのメッセージです」。歌った曲は『カウント10』だった。
「さあ、もう一度立ち上がろうぜ、もう一度、どこまでも拳を伸ばそうぜ」
…
木村は泣いた。号泣した。
………
知人に誘導され、ピストルの楽屋へと歩を進めた。胸が高鳴る。扉を開けた。だが、しかし・・・。そこにピストルはいなかった。関係者から伝言を告げられた。
”もう僕の思いは歌で伝えたので。生意気ですが、ここで会うのは簡単です。木村選手がどんどん上がって、もっと有名になれば、必ず会うときが来ます。そのときまた会いましょう。”
ピストルは木村が会いに来るのを知り、あえて帰路についた。楽屋ではなく、もっと大きなステージで会おうぜ。ピストル流の粋なエール。木村は震えた。……
プロがプロに贈ったエール。
スゴイ!
レパード沼の心も震えたぞ。
木村翔選手。
復活を期待します。
そしてもっと大きなステージで竹原ピストルの歌を聴いてください。
せばまた。