今の自分からは考えられないのですが、少年時代のレパード沼は肉が嫌いでした。
ステーキ、トンカツ、チャーシュー等々。
肉の固まりは口に入れることができませんでした。
小学校でも中学校でも高校でも、肉は食べられませんでした。
たんぱく質はどうやって摂取していたのか?今となっては思い出せません。
大学に入って一人暮らしを始めてから、少しずつ肉を食べられるようになったように思います。
そんな私が今では肉大好き。
焼き肉、ステーキ、ジンギスカン。
食べる時はけっこうテンション上がります。
ただ、豚の脂身だけは未だに避けたい食材です。
しかーし、
適度に脂身が入ったトンカツは好きです。
夏のディズニーランドでの夕食は、「北斎」で、天ぷらとか色んなメニューの中から、トンカツ定食を選びました。
おろしポン酢でいただきました。
あれほど肉が嫌いだったのに。
よく食えるようになったものです。
小学校の時、学級会で、
どうしたら給食を残さずに食べられるか!
という議題になったことがあります。
我慢して時間まで食べるようにするべきです。
不細工な女子が正義感たっぷりに正論を言いはなった時には、ぶん殴ってやろうか、って思いました。
そもそも肉が食えなくなったのは、給食のシチューの脂身たっぷりの豚肉が原因なのですから、もし無理して口にしようものなら、リバースは確実。それほどこっちは苦しんでいるのに。
学級会でやるほどだから、給食のお残しは全体の問題だったのでしょう。でもその時のレパード沼は、自分一人が悪人にされたみたいで、大いに傷つきました。
40年以上前の小学校の話です。
子供の好き嫌いを何とかしたいと四苦八苦しているお父さんお母さん。子供は子供なりに苦しんでいるのです。
いつか食べるようになります。
おおらかに構えてください。
今日の夕食は、
さぼてんのトンカツ。
おいしくいただきます。
せばまた。