ども、レパード沼です。
今更拙文を書くまでもなく、
比嘉大吾(敬称略)の一連の騒動は切ないものでした。
ネリの体重超過と勝利後の大喜びする様に、日本中のボクシングファンが大ブーイングをしたばかりなのに・・・・
今度は我らが比嘉大吾が体重超過で王座剥奪とは・・・・
ネリのように体力を温存しての軽量失格とは違い、ぎりぎりまで計量パスする努力を続けた比嘉のコンディションは最悪だったようで。
いろいろと比嘉陣営には言いたいことがあるのですが、言っても詮ないこと。
でもこれだけは言いたい。
試合をするべきではなかった。
1 コンディション不良が明らかで、事故につながる恐れがあった。
(中盤、大事故になるのではと背筋が冷たくなってきた)
2 KOで勝ったら16連続KOの日本新記録!
こんな状況で日本記録を更新したって、胸を張って威張れるか。
3 負けたら連続KO記録も連勝記録も途絶える。
具志堅会長によると、本人が希望したので試合をさせた、らしい。
無理に試合を組んだ負い目が本人の希望を受け入れさせたのだろう。
でも、陣営でも、テレビ局でも誰でも良い。試合中止を声高に叫んで欲しかった。
大事には到らなかったようだが、体だけでなく比嘉選手の心にも大きな傷を負わせてしまったのは間違いない。
繰り返す。やるべきではなかった。
で、村田諒太である。
わかりにくい強さである、と思う。
ガードを固めて前に出て相手をロープ際に追い込み、
左ボディとスイングみたいな大きい右を振って、
ミートすると相手は倒れるし、しなけりゃだらだらと判定勝負。
全然手を出していないのに、下がらせる圧はすごいんだろうなぁ。
向き合った者にしか分からないんだろうなぁ。
ゴロフキンと向き合ったら、圧のかけ合いで、下がった方が負け、みたいになるのかな。
ちょっと前までは、村田はゴロフキンに勝てないよ、
って思っていたけど、
意外に勝ったりするかも、
って思わせるような、快勝でした。
東京ドームでゴロフキン対村田
んー、見てみたい(三船敏郎風に、って古!!)
せばまた。