NGKの話 2 ~ある奇蹟の話~ | 暴走オヤジの青森日記〜ゴルフと車と時々バイク〜

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上がりの愛車ALPINA XD3で暴走する青森オヤジの日記。
ゴルフ、MotoGP、ボクシング、ロードバイク、旅行、カメラ等々のネタを思いつくままつづります。

ども レパード沼です。

 

前回は

レパード沼一家がNGKの最前列に陣取った

という所まででした。

 

NGKに行ったことがある方は当然知っていることですが、

講演の前半は漫才や漫談があり、休憩を挟んで新喜劇になります。

 

その前半では、必ず桂小枝が出てきます。

少なくとも私がNGKに足を運んだときは毎回出てきます。

しかも毎回同じ話をします。焼き芋の話とかね。

 

で、必ず最前列の客に

「どこから来たのか」

を尋ね、

「暇やなーーー」

と客いじりをして笑いをとります。

 

で、レパード沼一家が最前列な訳ですから、

小枝が声を掛けたのはうちの嫁さんでした。

「どこから来なはった?」

(大阪弁わかりません、ごめんなさい。

 ふつーの言葉にします)

嫁「青森!

小枝「青森! 遠いところから、よっぽど暇なんだね」

 

時は1月10日頃の平日。

全国的に学校が始まっている時期でしょうが、

東北・北海道の学校は成人の日の頃まで冬休みなのです。

だから大抵の観光地はすいているので

北日本人にとっては観光に向いている時期なのです。

 

さて小枝。

ひとしきりうちの嫁さんとやりとりした後、

レパード沼一家の隣にいた家族連れに声を掛けました。

 

「どこから来ました?」

青森!??!!!

すかさず小枝

「青森には暇な人しかいないの?」

 

何と同じ青森からNGKに来ていた家族連れでした。

 

それだけでもスゴイのに、話はさらに続きます。

 

新喜劇も終わってNGKを出ると娘がこんなことを言いました。

 

「隣にいた子、同じ小学校で

同じ掃除の班の子だよ」

 

何と何と、ご近所さんではないですか。

 

遠くNGKに

同じ日の、同じ公演の、最前列に、

同じ小学校に通う子供がいる家族がいた。

 

これを奇蹟と呼ばず、何を奇蹟というのか。

 

うそのような本当の話でした。

 

せばまた。