こんにちわ、昨日2度爆睡しただけなのに肩がバキバキに凝ってやばい💧

 

今日はまともに爬虫類の話します

 

 

 

 

定期的に(本当に定期ではないが)体重測定をして

ある程度見直せるようにしているんですが

 

我が家のメス個体に関して、その体重の推移と給餌間隔のメモみたいな話です。

参考にして頂けたら幸いです。

 

※計算はざっくりとしたものです

※話は全て自分の感覚に基づいて書いているだけなのであくまでも参考程度に見て下さい。
 

 

ボールパイソンの体重増加にはハードルがあって

各ハードルをいかにスムーズに超えるかで個体の成長速度が振り分けられるイメージがあります

 

1.餌付いてから400g到達まで

2.400gから800gまで

3.1000g到達まで

4.1000gからの伸び

 

この4段階

逆に言えばこのハードルをスムーズに超えると一気に成長する個体もいます。

 

他の方のツイートなんかを見ていると

800g前後でピタリと止まる個体が多いのかなと思います

次いで1000gを超えてから伸びない、これもよく聞きます。

 

どちらの場合もイメージとしては2年目で成長が止まるのかなと言う印象。

その辺りの事も踏まえてみてみて下さい。

 

 

 

 

 

firefly clown /F

2019/08/28 218g

2019/09/20 257g

2019/10/22 429g

2020/01/15 844g

2020/08/31 1156g

2021/01/15 1410g

約17か月で1200gUP / 70g gain per month

 

この子は本当に良く食べる子で

ハッチからおよそ19か月ちょっとで繁殖サイズまで到達しました。1年半ですね

2年で繁殖可能サイズ約1.5kgに到達すれば優秀である事を考えるととんでもなく早い成長です。

しかし、その間常にスムーズに飛んでいたかと言うとそうでもなく

 

400gから800g到達までが異様に早かったですが

1000g前後で1ヵ月程度食べない期間が2~3回あったと記憶しています。

 

現在しばらくの間エサ食いが止まっているので掛け合わせているがオスが未熟な為、様子見。

 

 

 

 

 

ghi mojave pin /F

2019/10/22 108g

2019/12/07 251g

2019/12/13 276g

2020/01/15 428g

2020/08/31 749g

2021/01/15 1072g

約15か月で1000gUP / 67g gain per month

 

うちの個体の中では普通の食欲

400g到達は早かったですが、800g到達までが遅いですね

現在室温25℃前後ですが食欲旺盛でこのままいけば暖かくなる頃には繁殖準備に入れそうです。

 

 

 

clown /F

2019/11/16 171g

2020/08/31 801g

2021/01/15 1314g

約15か月で1100gUP / 73g gain per month

 

最近大きくなってきたなぁとは思っていたんですがまさか1300g行ってましたか。

800gまでは普通の子よりも食べない印象でしたが、800gを超えた辺りから急に食べる様になり1000gから先の壁もあっさり超えた様です。

最近またやたらと食べたがるので食欲が落ち着いた頃に試しにオスとあわせてみるつもり。

 

 

 

GHI /F

2020/01/15 134g

2020/01/04 234g

2020/08/31 694g

2020/08/31 801g

2021/01/15 937g

約12か月で800gUP / 67g gain per month

 

この子はこの時のハッチ個体の中でも最後に餌付いた癖個体でした。

一度食べる様になってからはそれまでの遅れを取り戻すかのように順調に食べるように。

うまく行けば2022年の早い時期には体重も十分到達する見込み。

ただしムラがある為食欲トリガーをうまく維持しないとピタリと止まる恐れも。

 

やはり最初の400gまでスムーズな個体の方がその後の伸びが良いですね

とは言え、約半年程度の遅れなのでGHIは成長が遅いと言われるけどそんなのどこ吹く風と言った雰囲気。

スタイルも良くお気に入りの1匹

 

 

 

leo enchi het clown /F

2019/09/20 163g

2019/10/14 199g

2019/10/22 253g

2020/01/15 493g

2020/08/31 655g

2021/01/15 1133g

約16か月で1000gUP/ 62g gain per month

 

去年の夏の終わり頃で655gだったのでお察しだと思いますが

この子もまた癖の強い食べない個体、でした。

どういう訳か寒い時期に入り寒暖差がつき始めてからやたらと食べる様になり

前の記事でも書きましたが、ちょうど1年頃に慣れて来た雰囲気を感じたんですね

 

正にこの時期からの追い上げが凄まじく、この個体特有のトリガーを一切無視して見せれば飛ぶ状態に。

不思議です、一体いつ繁殖まで行けるのかと不安な子だったんですが本当にわからないもんです。

 

生来ボールパイソンは臆病な為、ある程度以上の安心感を得られる環境にいるかどうかが課題ですね。

 

 

 

 

butter choco ghost /F

2019/10/22 133g

2020/01/15 457g

2020/08/31 1144g

2021/01/15 1707g

約15か月で1500gUP/ 100g gain per month

 

横綱です。一度も止まりませんでした。

むしろかならず食べるので肥満対策に時々エサを抜いています。

多分うちで唯一のおデブ。改めて見ると心配になってきた。。

 

 

 

 

highway /F

2019/10/22 144g

2020/01/15 448g

2020/08/31 582g

2021/01/15 1104g

約15か月で1000gUP / 67g gain per month

 

時々食べない、でも次の日見せると食べる

みたいな気まぐれマイペースちゃん

 

 

不思議な樹上もどきな生活になってから安定化。

 

 

 

leo bamboo /F

2019/10/22 111g

2020/01/15 395g

2020/08/31 689g

2021/01/15 949g

約15か月で800gUP / 54g gain per month

 

うちでは最も食べない子

少し他の子よりも臆病なのと

水の中にいるのが大好きでどちらかと言えば常に温度の低い場所にいる模様

だから食べないのかと言えばそうでもなく、食べる時は水入れの中から飛んでくる。

未だにトリガー不明だけどうちはこの位の成長速度なら放任主義の範囲

 

 

 

さて、どうだったでしょうか

じっくり見るには数字が多くて見ずらかったかもしれませんが

 

ボールパイソンの繁殖を目指している方にとってはご自分のところの生体の成長速度と

照らし合わせると面白いのかなと思います。

 

 

ちなみにですが給餌に関しては

 

エサは基本的に冷凍マウス

大きい個体でもリタイアサイズを1度に1匹です。

 

もちろんどうしても余ってしまった場合は2匹与える事もしますが基本的には1匹です。

欲しがっても特に追加もしませんし

残飯処理班のコーンスネークと、3kg超えてる子がいつも待っているのでそっちに回しちゃいます。

 

過去にラットに切り替えてぎりぎり飲めるサイズを与えてみたり、食いの細い子にパワーフィーディングをした事もありますが

うちでは良い結果は得られませんでした。と言うか悪化した。(うちの場合は、ですが)

 

なので基本的に食べる子にはあげ、食べない子は1回スキップのそこそこまったり飼育です。

 

 

念の為に給餌の目安を書いておきます(メス繁殖用)

餌付いてから最初の2週間は3日おきにホッパーを1匹

200gからMサイズ程度のマウスを3日/1匹

400g前後でLサイズ程度のマウスを5日/1匹

600g前後でリタイアを7日/1匹

1000g以降もリタイアを7日/1匹ただし繁殖に伴う食欲期にはその限りではなく、欲しがるだけ与える場合もある。

※食欲期は5日/1匹

※繁殖を考えないペットであれば全ての給餌間隔を7日/1匹

※オスは400g以降は7日/1匹

 

もし難しい個体がいて成長させたいなら、気を付ける事は一つ

食べたい時に食べさせる。これしかないかもです。

 

 

 

後は飼育に関して特に変わった事はしていないつもりですが

どの個体にも体が全部浸かれるサイズの水入れを入れています。

 

これは絶対いるかと言われると必須ではないです。

ただうちでは小さすぎる水入れに無理やりちょっとだけ入ってる子とかいて

可哀そうなので大きい水入れをベビー以外の全個体に設置しています。

 

 

ケージとして無印の40x65のケースを使用。(打掛等を付けないと脱走します)

ラックの購入も検討しているんですがアダルトはもうこれでいいかなと

 

ベビー用のラックはそのうち買うつもり

 

本当は自作出来ないかかなり検討したんですがアルミの角材とか使って作るとそこそこいい値段になるんですよね

さすがに作った方が安いもののうーんって感じ

もし作る事があればブログに書きます、まぁ買っても書きます。

 

 

床材はペットシーツと新聞紙。

どちらかだけでもいいけど両方入れてる事が多い。

新聞紙を敷いた上に、床が少しでも痛くない様にペットシーツ。

 

 

以前はシェルター入れたりもしていたんですが、うちでは必要無いかな。

シェルターの上部と天井の方が狭いせいでそこに挟まってケースが開かなくなる。笑

どうしても臆病な個体にはハムスターみたいに新聞紙をさいて少しもんで入れてケージの中を狭くしてやります。

後はケージの横を布で覆う程度で十分な気がする。

 

 

大事な事としては、床が濡れた状態は病気になる可能性があるのでやめましょう。

湿度が必要な場合は、絶対に直接生体に霧吹き等をしない事。

この二つは何度も何度も言っていますが。

 

湿度が足りない時はヒーターの上に少し水入れが来るようにしておけばいい位になります。

もし結露分でベチャベチャになる様であれば適当になる様に位置調整か換気口の調整を。

(大きい水入れだから出来る事かもしれないので、霧吹きで調節する方は天井や壁面に吹くようにしましょう。)

 

 

もし急にエサを食べなくなっても

焦って色々試すよりはまず人間側の環境を見直し

タバコや香水やお香、テレビの音や音楽や話声、人間の足音や他の動物の存在、明かりの時間や室温、ケージを置いている場所から見える景色。

見る事はたくさんあります。

どうしたらエサを食べますか?と聞かれてもここからなんですよね

 

それから個体の癖をじっくり見てやる方が解決が早い事が多いです。

 

 

 

余談な気もしますが、ボールパイソンやボア系を含むヘビに関しては病気の心配がとても強く

普段ヘビを買っていないところでの購入はよくよく検討する必要があります。

(どれだけ安かろうが探していたモルフであろうが、安心出来る販売者であるとわかるまでは買いません)

 

正直に言ってこれは売る側にとってもちょっとした面倒なハードルでもあるんですが

レオパを並べてる横にボールパイソンを置いてもあまり売れません

単純に客層の違いもあるんですが、わかっている人は馴染みの店から買うからです。

 

今後はもっとボールパイソンも順調に飼育している事を表に出して

安心して購入してもらえるようにしていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

今回たまたまボールパイソンについて書きましたが

自分自身まだまだ理解出来ていない事が多く、見直しの意味もありました。

 

うちからお迎えしてもらった方に後から何かあった時に見てもらえるように

レオパとニシアフについてもある程度書いておこうかと思っています。


ではまたー

 

 

 

 

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