今回はお寺巡りは軽めにして
いつも行かなかったところも
寄ってみようと思い
小鹿野町にある
おがの化石館に寄ってみました。
化石館では、
近くで発掘された世界の奇獣と呼ばれる
「パレオパラドキシア」や
新種として認定された
「チチブサワラ」、
町内外から産出の化石などを
展示しています。
化石です。
秩父鉄道のSLの
パレオエクスプレスの
パレオは
パレオパラドキシアのパレオから
ついた名前だそうです。
かばみたいですが
パレオパラドキシアだそうです。
チチブクジラの化石です。
国指定天然記念物の
ようばけです。
奈倉地内を流れる赤平川右岸に、
白い岩肌を見せている大きな崖があり、
この崖を「ようばけ」と呼んでいます。
この「はけ」とは、
秩父地方の方言で「崖」のことであり、
陽のあたる様子から
名付けられたと伝えられています。
高さは約100m、
幅は約400mに及ぶ地層の大露頭です。
今から1,500万年前に
堆積したといわれており、
宮沢賢治も盛岡高等学校に
在校中に訪れたと言われています。
第三紀層と呼ばれる
「ようばけ」の地層からは、
その時代に生息していたクジラやサメ、
カニ、貝類などの貴重な化石が
数多く発見されています。
また、同じ地層が分布する般若地内からは
「パレオパラドキシア」の化石が
昭和56年に発見されたほか、
大型魚類の新種として
平成6年11月に命名された
「チチブサワラ」も同じ地層から
発見されており、注目されています。
なお、チチブサワラは、
昭和58年3月に発見され、
平成6年11月に新種として
命名・発表されました。
( 説明は小鹿野町のページから)