5/19放送のNHKスペシャル「東洋医学を“科学”する 〜鍼灸(しんきゅう)・漢方薬の新たな世界〜」はとても興味深かった。

 

(再放送)2024年5月23日(木)0:35~1:24 

 

東洋医学が科学的に解明されていくことで、鍼も漢方も世界標準の治療になりつつあり、すでにツボはWHO認定で万国共通らしい。特に海外では西洋医学との融合が進んでいるように感じた。

 

漢方内科の患者として、特に漢方薬の説明にも興味をもった。腸が免疫と深くかかわっていることはわかっているが、大建中湯という漢方薬を服用すると、腸の表面にバリアが作られ保護することで炎症を防ぐらしい。

 

私の知識では、大建中湯は胃腸の動きをよくする作用があるので、腸閉塞に効くということしかない。腸の炎症をおさえるのなら、私の下痢はなんとかならんのか?などと思ってしまった。

 

東洋医学はこれまで西洋医学の補完的存在のようなイメージだったけれど、すべての病気の根本は炎症であるという東洋医学の捉え方からしたら、より進んだ医学のようにみえる。

 

最近、足のしびれが気になるので、次は鍼灸院にいってみようかと思った。