2022年12月3日（土）- 4日（日）
前回「【犬連れキャンプ#03】にこにこキャンプ - 中編 -」のつづき
長い夜床に就いたのは、たぶん９時ごろ
普段、ロルフは１階、おとうさんおかあさんは２階と、寝室は別
今夜は狭いテントの中で一緒だよ 
おとうさんとおかあさんの間に寝そべって来る可愛いやつ 
でもね、
人の顎の上に顎乗せしてくるの、やめてくんない？
髭はよだれで濡れてるし、
ふぅー
って
ってなに、その大きな鼻息、、、
だけど、
さすがに落ち着かないとみて、まもなく自分のコットへ移動し、眠りにつく 
と、ここまではよかった
ここまでは 、、、
11時半ごろ、起こされる 
これは想定内
トイレだろうと外へ出る
なかなか戻らない。。。
やっとテントに戻って寝たかと思ったら、また起こされる 
外に出せと、出入り口のネットを引っ掻いて破いてしまった 
夜中のトイレ詐欺事件 
２回ぐらいは起こされるだろうと思ってたけど、ちょっと多くない 
さっき行ったところじゃないの 
ロルフとおかあさんの真夜中の格闘 
出入り口にクーラーボックスを置いてみたり、
おかあさんが寝そべって阻止したり、、、
それでも、結局、ロルフは外へ 
ごねれば外に出られると学習させてしまったか 
わかっていても寝ぼけた状態では、もー好きにしてくれ
だけど、お陰でキレイな星空が見れたけどね 
03:03
明け方４時ころ、急に冷え込んできた
初めて「さぶっ」と感じた
05:54
06:10
夜明けやっと やっと 長～い夜が明けた
なぜか髭が泥だらけのロルフ
ホリホリしてたのをおかあさんは知っている
早くも自主的に撤収を始めていたロルフ
これもおかあさんは知っていた
だけど、眠くって眠くって、、、
制止力ゼロ
もうちょっと寝させてくれ！
というおかあさんの枕元にケツ向けるヤツ
寝不足のおとうさんが起きだして、ストーブをつける 
夜露に濡れたテントを乾かすためだそうな
しかし、そこらじゅう泥だらけ～ 
ハァ
ハァ真夜中の格闘を彷彿とさせる
日が昇ってくると、うっすら雲海が
06:51
もっと上から見ると綺麗かも、と管理棟まで上がってみる
管理棟のそばにある、今や「どこにでもあるドア」がここにでもある
管理棟から少し下ったところから雲海がよく見える
小さな小屋は、トイレ
中に張り紙があった
先月までは、地元の酒屋さんが出張販売してた 
次は、お店が出てるときに来たいね
サイトに戻ると、ロルフがお出迎え
本当はロルフを連れて散歩したかったけど、その体力は残っていなかった
朝食は、
前日来る途中で買ったおでん 
大きなお鍋は忘れたけど、キャンプ用のクッカーセットで充分足りた
最後は、パックご飯を入れて雑炊に
朝からおでんなんて普段なら考えられないけど、
ぺろりといただけるのは、キャンプの朝ならではだね 
食後のコーヒー 
家ではやらないくせに、豆を挽く 
もう何か月も前にダイソーで買いそろえていたコーヒーセットがようやく日の目を見た 
『アウトドア コーヒーメーカー カップセット』（ミル、ドリッパー、カップ２個付き） に
１杯分の豆がちょうど入る瓶２個
それらがいい具合に収まるポーチ
締めて、1,300円（税別）也
豆は、地元の『将軍珈琲』
徳川幕府最後の将軍徳川慶喜のひ孫にあたる方が開発されたというコーヒー豆
将軍様のお出ましだというのに、日向ぼっこで寝てるやつ 
家にあった残り物チュロッキー１個をここで片づける
（朝からどんだけ食べるねん！）
将軍珈琲だからなのか
挽きたての珈琲だからなのか
キャンプで飲む珈琲だからなのか
・・・
美味しい～ と感じる
撤収さっ、片づけるぞ
邪魔しないでくれよな
寝袋を忘れて急遽購入したこたつ掛布団
240cm×190cmとビッグサイズ
電気毛布を敷いていたし、全然寒くなく大正解
寝袋よりこっちのほうがいい
と、おとうさん大絶賛 
災い転じて福となす 
（忘れたおかあさんに感謝しろよ？）
おかあさんには大事な仕事があった
他にも２ヶ所。。。
そんなに掘ってたの
黙々と穴埋め作業、、、
あれ
ロルフは
ロルフは姿が見えなくなって慌てる
こんなところで寝てやがった 
撤収完了
忘れ物はないか、穴はないか、ゴミは落ちてないか、念入りにチェック
楽しい思い出をありがとう
さ、帰るぞ 
狭い山道を下る 
登ってくる車が優先
出くわしたらバックしないといけない
無事、山道を抜けた 
出だしからいろいろあったけど、
天気に恵まれ、寒さに震えることもなく、夜景に雲海 
最高のキャンプだった
唯一、夜遊びが過ぎる不良少年ロルフを除いては
更生させんとアカンな ♪
♪完