【1月8日・バンクーバー】
毎度、変化の無い写真で恐縮です。今日も、朝から雨です。バンクーバーの雨は、ざあざあ降る雨ではなく、シトシト降る霧雨の様な雨です。
その為、車で移動することも多いせいか、ほとんど傘を必要としません。ここ数年、傘を使う方も増えてきましたが、それでも、街を歩く方で、傘を差している方は、全体の半分程度です。
では、皆様、何を使い雨を凌いでいるかと言えば、毛糸の帽子とGoretex製のジャケットそれにフリース。
ユニクロの方が見れば、喜ぶ様なファッションがバンクーバーの主流です。仕事をしている方でも、ネクタイを締めて、スーツを着ている方は、非常に少ないです。
私なども、もっぱら、チノパンにセーターです。
年甲斐もなく、結構、若い恰好をしています。この方が、肩がこらなくて良いのですが。
さて、昨日の日経のそれも一面にデカデカと出ていた下記の記事ですが、日本の金融のガラパゴス性を象徴するような記事です。読まれた方も多いと思いますが、引用をさせて頂きます。
【1月8日・日経新聞より】
大手銀行とNTTデータはアジア各国の金融機関とATMを相互接続する検討に入った。アジアから日本を訪れる観光客が地元銀行のキャッシュカードを使って日本のATMから円を引き出せるようにする一方、日本人がアジアを訪れる際も現地通貨を入手できるようにする。まずタイや韓国と2015年度にも始める。邦銀の多くは海外とのATM網接続に後ろ向きだったが、20年の東京五輪開催も視野に入れて、旅行者の利便性改善に乗り出す。
ATM情報を管理するNTTデータがアジア・オセアニア10カ国が参加するATMネットワーク(アジアン・ペイメント・ネットワーク、APN)に日本から初めて加盟する。旅行者の多いタイと韓国の決済業者と14年度中に契約し、合計約30の現地銀行とシステムを接続する見通し。
NTTデータはメガバンクや地域金融機関など日本の金融機関とも協議し、早ければ15年度にも具体的なサービスを始める。残高照会や現金の引き出しから始め、将来は送金なども手がける。残る8カ国にも順次広げたい考えだ。
相互接続が実現すれば、タイや韓国で発行したキャッシュカードを使ってATMから日本円を引き出せるようになる。一方、アジアを訪れる日本人も、ATMからタイバーツや韓国ウォンをおろせる。キャッシュカードの仕様が日本は異なるため、邦銀は海外での現金引き出し専用のカードを発行する方向だ。
アジアから日本を訪れる旅行者の多くは主に現金やクレジットカードを利用している。ただ現金の持ち運びには盗難や紛失の危険が伴うほか、クレジットカードによる現金引き出しも米ドルを経由することが多く、手数料がかさむなど不便な点があった。
ATMを相互接続すれば、ドルを仲介せず円とアジアの現地通貨を直接交換できるようになり、両替に伴う手数料負担も軽くなる公算が大きい。
日本の大手銀行は利用者が比較的少ないわりにコストがかかることや、現金の不正な引き出しや情報漏洩など安全面での懸念を理由に、海外とのATMの相互接続には消極的だった。クレジットカードを使って海外で現金を引き出せる仕組みづくりで先行した米国や、域内の銀行でATM相互接続を進める欧州に比べて出遅れていた。成長著しいアジアとの交流拡大を目指す日本政府の後押しを受けて、検討を本格化する。
APNはアジア通貨危機の反省を踏まえて、米ドルに頼らないアジア域内の決済インフラをつくる目的で、インドネシアやタイなど東南アジアの中央銀行が呼びかけて06年に発足した。現在の接続状況は各国によってばらばらだが、東南アジア諸国連合が経済統合する15年をめどに、加盟国全体を網羅する中央システムをつくる予定。日本はノウハウを提供し、アジアの決済インフラづくりを主導したい思惑もある。
政府は東京五輪が開催される20年ごろに、訪日観光客を年間2000万人と昨年に比べて倍増する目標を立てている。昨年末にまとめた金融分野の成長戦略にアジア各国とATMの相互接続を進める方針を盛り込んだ。
現在、日本に来るアジアの観光客は、セブン銀行やゆうちょ銀行を除き、日本のATMを利用できない。アジアを訪れる日本人も、新生銀行の利用者などを除き、訪問国のATMを使えない。
【以上引用終了】
何か、画期的な事の様な記事の書き方をしていますが、海外の銀行のATMカードでも、その国以外のATMで現地通貨での現金の引き出しができる事は、今や、常識です。
日本の金融機関のATMカードが海外で使えない事の方がむしろ、グローバルスタンダードより遅れている事になります。まして、日本の金融機関のカードが使える様になったとしても、カードをそのまま、使えるのではなく、新たに、それ用のカードを発行して貰うという事も、世界の常識から考えれば遅れています。
事実、私自身、カナダの銀行と、香港の銀行のATMカードを持っていますが、どちらの銀行も、提携している金融機関のATMであれば、世界中のATMで現地通貨を引き出す事ができます。このシステムは、別段、
昨日、今日に始まった事ではなく、10年以上前からできています。
世界では、ATMのネットワークとして、CIRUS, PLUS、そして中国系のUnion PayというATMネットワークがあります。Union Payに加盟しているATMカード(香港のHSBCを初めとする殆どの金融機関が加盟)であれば、Debit Card機能もついていますので、加盟店でのお買い物もできます。
こんな、記事が日経の一面に掲載されるくらい、日本の金融機関は閉鎖性を持っているという事でしょうか? 恥ずかしい限りです。
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