今日で、霧のバンクーバー、6日めです。それでも、今朝は、自宅のある山の中腹は、ピーカンの晴れ

でしたが、山を降りてきて、ダウンタウンに入れば、この通りの霧の中に街が沈んでいます。
この霧のお陰で、正直、車を運転するのが怖いくらいです。
さて、アメリカの話題ばかりが目立つ今日この頃ですが、久方振りに、中国を話題にしたいと思います。今や、世界経済を動かす力を持っているのは、アメリカと中国の二極化というのが、現状と思います。
そこに、日本や欧州の名前が出てこないのは寂しい限りですが、それが現実です。
【 10月23日(ブルームバーグ):】
中国の大手銀行による不良債権処理は1-6月(上期)に3倍に増えた。新たなデフォルト(債務不履行)が相次ぐ可能性に備え、各行が財務整理を進めたためだ。
各行の届け出によると、中国工商銀行
を含む国内大手5行が上期に計上した貸倒損失は合わせて221億元(約3560億円)と、前年同期の76億5000万元から増加。ただ、融資が不良債権化
し始めた早い段階で引当金を積んでいたため、上期の利益が損なわれることはなかった。同期の利益は計760億ドル(約7兆4500億円)と、過去最高を記
録している。
中国国内でデフォルトが増える中、各行は不良債権の最悪の部分を処理したことで不良債権比率
の伸びを抑制できる可能性がある。中国は2010年以来、小規模企業向け融資を対象に評価損のルールを緩和しており、政策担当者は09年に始まった前例の
ない与信ブームを受けて、銀行に対しリスクバッファーを厚くするよう促している。
クレディ・スイス・ファウンダー・セキュリティーズの北京在勤アナリスト、馬鯤鵬氏は「不良債権処理を加速することで銀行と当局者の利益が一致している」と指摘。「いざというときの備えになる」と述べた。
【以上引用終了】
今だ、中国は、不動産価格の上昇が続いています。その一方で、地方では、開発が行われたものの、売れ残った不動産がゴーストタウン化している現象も見られます。
また、今迄、資金を供給していたシャドーバンクの問題も、いつ、大火事になるかも予断を許さぬ状況にある事は変りません。
それでも、中国は、年率、7%程度の成長を維持していますし、既に、2~3年前からいつ、バブルが崩壊をしても可笑しくないと言われながら、未だ、バブル崩壊の様な最悪の状況は招いていません。この辺りが、
中国の堅実性、賢さの現われかと思います。
個人的には、中国は、このまま、負の側面を抱えながらも、何とか、バブル崩壊をさせる事無く、経済成長のソフトランディングを目指すのではないかと考えています。
中国は、日本におけるバブル崩壊、そして、デフレの20年を教訓として上手く、経済政策を操る様に思えます。 やはり、理念と資源と民力のある国は、強いという事でしょうか?
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