湿気をたくさん含んだ、
温かくて重い空気な今日このごろ。
台風前の空気の匂いとか、
春一番の空気の匂いとか、
なぜか頭が昔にワープして、
二十年くらい記憶が遡ることがあります。
思春期の頃、
今日みたいに
重くて手応えのある空気の中では、
何かを思い、
鼻につんと涙がこみ上げたりする事が
よくあった気がします。
と、思い出してみて、
最近泣いてないなぁと気付きました。
鼻につんと上がるかんじが懐かしい。
なぜ泣かなくなったんでしょう?
自分が思う様にならない事が少なくなったから?
思い通りになる事は、
気持ちの良い事だけど、
思い通りにならなくて、
すっきりするくらい大泣きするのも、
意外と気持ちよかったのかもしれない。
幼い頃は
均衡のとれない心のバランスを、
涙で大掃除して保つように出来てたんだろうな。









