
ニューヨーク近代美術館に行きました。
MoMAです。
今の展示の中で、私の心に一番染みたのは、
William Kentridgeという木炭を中心にモノクロ+青だけというような大きな作品を描く人でした。
それにGustav Klimtなんかも、勿論心をがたがたと揺れ動かされます。
芸術家というのは、いつの時代にも色々な形で存在しているものだなと、
それぞれの画家の生きているシーンを想像して、
つい展示作品の前でトリップしてしまいました。
後世に偉大な功績を残すけれど、生前は豊かになれずに亡くなったとか、
食べるのにもやっとで、わずかな金額でしか絵を売ることが出来なかったとか、
奇才過ぎて自分の異常さに気付けず周りから嫌悪され続けたりとか、
とにかく女にもてた色男で、それでも欲求が止まらないとか。
芸術をビジネスではなく、本能のままに行く人は、
功績や名誉や、満足や、そういったものを得ても、
まだ得られない何かに渇望し続けたり、
とにかく人には理解されない、ある苦しさを持つということがあると思います。
人を幸せにしても、しても、
自分はいつまでも満足する術を知らないという苦しみは、
何を学ぶ為に生まれてきたのだろうと思います。
私のすぐ近くにも、後世にそう語り継がれる人がいるのかもしれません。