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中村和裕(178/92.8) vs. ケビン・ランデルマン(178/93)感じたのは、中盤以降全然勢いがなくなったランデルマンとここぞと言うときに決められないカズ。
特異のハイパータックルも見せず、グランドで見せる獰猛なパウンドも生りを潜め、なぜか疲れた様子で精細を欠いていたランデルマン。
一方、ランデルマンにキャッチされはしたが、意表をつくジャンピング攻撃(飛びながらパンチ?)を見せたり、マウントも取ったりと、カズは優位な点もみせたが、肝心な決め手に欠けていた。試合後のランデルマンが語ったようにあれでは、2nd以降の猛者には相当厳しいと思う。
ヒカルド・アローナ(180/90) vs. ディーン・リスター(183/92.9)アローナの打撃は独特というより変w 直立で、背筋伸びたまま、顔は真正面を見据えながら、腕だけがまっすぐ相手の顔へ飛んでいく。おまけに、右足を踏み込みながら右パンチを出すという変則ぶり。しかし、スタンドではリスターに的確に打撃を打ち込んでリスターの額をカットさせるほど優勢。
グランドで象徴的だったのは、リスターが足関節に拘った事かな。よく知らないが、「ブラジリアン柔術に足関節がない」と聞いた事がある?最初に足とられた時、アローナは相当慌てていたもんね。
近藤有己(180/88.7) vs. イゴール・ボブチャンチン(176/92.4)近藤が良いとこ見せたのは、1ラウンドのみか。ボブちゃん(女性の「ボブちゃん!」って歓声が良く聞こえてたw)がマウントの時、何度かスイープしてたし(スイープの時、ノゲイラがミルコに大逆転した時のようにすぐ逆十字に移行できるようボブちゃんの腕も掴んでいた)。
しかし、今回のボブちゃん、上手さが光ってる。順を追ってみていこう。
【1ラウンド】
試合開始1分経過後、ボブちゃんの左フックを一瞬でかわしタックルに入った近藤だが、ボブちゃんは右に体をひねりつつ腰を落とし近藤の首をキャッチしてタックルに入らせず、近藤の首を左手で抱えつつ、右にくるりと回して一瞬で近藤を寝かせてあっと言う間にサイドポジションを取る。
サイドポジションから、4点ポジションに移行しつつ、近藤の顔に膝を落とす事も忘れない。結局ハーフガードになるが、ボディへのパンチ連打の後の顔面へのパウンド。歓声(悲鳴?)が上がるw 腕をキャッチした近藤が三角締めに移行を見せて歓声が上がるが、体をかわすあたりは実戦の多いボブちゃんはさすが。
せっかくマウント状態で上になっても、中々パウンドのできない選手もいるが、シウバやボブちゃんは本当にパウンドがうまい。なんと言うか、常に動きながら「一瞬の隙を見てパウンド」を放つ。やはりボブちゃんのパウンドは違うなあ。
1ラウンド中盤、ボブちゃんがマウント中、近藤が見事切替に成功するが、7分経過時ボブちゃんは下から一瞬だけ空いた近藤の左腕をすかざすキャッチしてなんとアームロックを仕掛ける。近藤が慌てて体を反転させようとする時も、足を絡めて抜けにくくさせていた。アームロック気味に腕をロックしたまま、両者体を入れ替え、ボブちゃんが上になり、サイドポジション気味にアームロックが決まり掛け、歓声(悲鳴?)が上がる。結局決めきれず、腕を放したボブちゃんは、すかさずサイドからマウントへ移行。途中近藤にスイープされる場面もあったものの、再びマウントで状態でゴング。
【2ラウンド】
開始早々、ボブちゃんの右ストレートをかわして近藤タックル→ボブちゃんが首をキャッチ→両者立ち上がって離れる→離れ際ボブちゃんが123でキック→近藤がロープへ下がる→パンチと膝を交えながらボブちゃんが近藤を追い込む→近藤の左フックが顔に少しヒット→そのままボブちゃん突然体を落として近藤の腰を掴む→そのままリフティングして近藤をマットに叩きつけて一気にハーフガード体勢へ・・・・(この間たった10秒)。
以降ボブちゃんがマウント→サイドを繰り返しつつ、パウンドを打ち込む状態が続いて、2ラウンドは終了。近藤も何度かスイープ試みるも、バランスの良いボブちゃんの優位た体勢は変わらず。明らかに近藤の疲労が見える。
【3ラウンド】
開始早々、近藤は2ラウンド同様、腰へタックルを決め左足をキャッチ気味にコーナーへ追い込む。ボブちゃんはそのまま、フロントチョーク気味にキャッチし、体を入れ替えリング中央へ移動する。ボブちゃんはこのあと、とんでもない技を見せる。近藤の首をフロントチョーク気味にキャッチしたまま、腰を落として体を丸め、なんとそのまま後転したのである。よくブラジリアン柔術の選手がスタンドのフロントチョークの状態で、両足を相手の胴に巻きつけて、グラウンドのフロントチョークに移行するのは見かけたが、PRIDEのリングで、後転した奴は初めて見た。結局、この後、ボブちゃんは一気にハーフガードのポジションをキープでき、近藤にパウンド見舞う。しばらくしてから、観客からどよめきが挙がったが、誰もが観たこともないパターンでの、技でありボブちゃんがこんな事ができるなんて信じられない。結局2ラウンド同様の展開を見せ、ひたすらパウンドを撃ち続けたボブちゃんが3-0で勝利。
北の最終兵器(リローデッドなんて付けるなw)だの、ロシアンフックだのという宣伝文句でボブちゃんを見ていたら「えらい目」にあうぞ。と言うことを知らしめた試合だった。
完全なトータルファイターだ。(25戦18勝6敗)
ビクトー・ベウフォート(183/90) vs. アリスター・オーフレイム(195/95)手足の長さを生かした打撃と、とび膝を繰り出すアグレッシブな展開をみせ、打撃に活路を見出すかと思いきや、路線転換w 一気にフロントチョークをがっしり決めて、ベウフォートをタップさせたアリスターは凄エ!
タップ直後のベウフォートの唖然とした顔が全てを語っている。いよいよアリスターの時代が来た!
ダン・ヘンダーソン(180/90) vs. アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(191/92.8)
桜庭和志 vs. ユン・ドンシク
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(185/93) vs. マウリシオ・ショーグン(182/92.9)
ヴァンダレイ・シウバ(182/91) vs. 吉田秀彦(180/92)