
ジャンル
スパイ・サスペンス・アクション・スリラー評価
お薦め度:★★★★☆アクション度:★★★☆☆
意外性:★★☆☆☆
ハラハラ度:★★★★☆
工作員悲哀度:★★★★☆
お色気度:皆無
カーアクション:★★★☆☆
出演
マット・デーモン オーシャンズ12、プライベートライアンフランカ・ポテンテ ラン・ローラ・ラン
カール・アーバン リディック、ロード・オブ・ザ・リング
ストーリー
好評だった前作「ボーン・アイデンティティー」の続編。前作では、アクション俳優としてのイメージが希薄なM・デーモンを、一躍「アクション俳優の仲間入りw」させるほどアクションスリラーとしての面白さがありました。記憶喪失+卓越した殺しの技術+組織の追撃という味付けながら、大味ではなく緻密なプロットで、”幼顔”M・デーモンをとってもかっこよくみせてくれました。(原作は有名な ロバート・ラドラム「暗殺者」です)今回は、遠い異国で2人で暮らしていたのに陰謀に巻き込まれたボーンが、”追う者”の追撃をかわしながら、彼を悩ます”フラッシュバック(自分の暗い過去?)”に苦しみつつ、自分の過去に何があったのか、を必死に探す事に主眼が置かれています。1作目は「自分は誰なのか」、今作では「自分の過去に何があったのか」がテーマのようです。
特徴的なのは、無駄なド派手アクション・ストーリー進行上不要な描写は省かれ、ボーンが「探す!走る!逃げる!」事に演出を絞っていることでしょう。はっきりいって、「無駄な娯楽要素」「快楽的に敵を殺傷する」スーパーヒーローの描写は皆無で、むしろ「気づくと体に染み付いた殺しの技術を使っていた事」にふと気づく虚しさが描かれているほどでした。
残念なのは、ボーンの”疾走感”を出す為か意図的に演出されたカメラワークです。細かいカット割りが多く全体像がつかみ辛い、ブレ多すぎ、正直目が疲れました。
まあ、しかしCIAの最新の追跡網をすんでのところで掻い潜り、意外な方法で作戦チーフの居所を突き止めたり、「へぇ~、そんな手段があるのぉ?」と、超一級のエージェントの手腕を発揮しながらも、どこか寂しげなジェイソン・ボーンをMデーモンの人懐っこい目がいい感じで演じてます。