さすがに夏休み前日だけあって学校はすぐに終わり、ぼくとさきは部室に集合していた。そう、サキとは同じ部活なのだ。

つまり二人ともミステリー同好会。

みんな地味とか思ってるんだなむっ まあ、いいさ。 そのうちみんなもわかってくれるはず。

 しばらくするとミステリー同好会の面々が集まってきた。

「おっす国見!サキちゃん相変わらずかわいいね」

 こんなセリフを口にして入ってきたのは同級生の佐川シンジ。顔、頭ともによく女子からは絶大な人気。

 ま、ぼくほどじゃないけどね自慢げ

 

 しらけじ~~

 

 うっ、サキのするどい視線を感じるような・・・

 

ガラガラガラ ドア    「みんなそろってるね」

ぐっとタイミングで次に入ってきたのは二宮アスカ先輩。我が部がほこる美人部員だ。 アスカ先輩はうちのミスコンの去年の優勝者という実績を持っている。

するとアスカ先輩はこっちにやってきた。


「国見くんとなり空いてる?」

「えっ、も、もちろんです」


美人が隣に座ってついデレデレしてしまったぼくにサキはひとにらみして佐川のとなりにすわってしまった