お世話になる金春流能楽師
山中一馬さんの「道成寺」を観能して参りました。
国立能楽堂
山中さんの道成寺を拝見するのは2度目。
1度目よりも私の能楽知識が高くなっているので、
最初から最後まで息が抜けず、
何もしていないのに疲れました😅
山中さんの道成寺は鐘に入る演出が特別で「斜入の鐘入り」という難易度の高いもの。
そして今日の公演は
亡くなられた能楽師 故 政木さんへ捧げる追善能。
政木さんには私のコラボ公演でご協力頂いたこともありました。
本日は意義深い大変善きものを見せて頂きました🙏
能楽「道成寺」は、能楽の中でも特別な扱いの大曲でありますが、
私にとってもかなり特別な思い入れと関わりのある演目です。
能楽「道成寺」の元である
和歌山県道成寺の安珍清姫伝説。
私は和歌山の道成寺には何度もご奉納に参っており、
道成寺を題材に公演もいくつも開催しておりました。
そして、また新たに道成寺との凄いご縁に繋がってきて驚いてますが。。
それはまたいずれお話します。
さらに道成寺は
私の着物への考え方にも大きな影響を与えてくれました。
この隆さんの羽織に描かれてる絵、分かりますか?
般若面
打杖
桜の枝先
流水
そして 鱗紋様‼️
そうです❗️
なんと能楽「道成寺」が描かれた染め帯。
この帯をアンティーク着物屋さんで買ったのは、
能楽を全く知らない時。
ただ単に、般若面がカッコイイと思っただけでした😅
何年も経ち、能楽を学び、
舞台作品で道成寺を演り、
久しぶりにこの帯を見た時に
鳥肌が立ちました❗️
能楽「道成寺」が描かれた染め帯だったんだと気がついたんです‼️
昔は日本伝統芸能や
伝統的な日本の柄、
吉祥紋様などを
みんなが一般常識として知っていたから、
着物や帯の柄行に込められた意味や意義を知識として知る人が多かったのでしょう。
でもいまでは、そういったことを知る人が少ない。
私は自分でそこに気がつけたことを誇りに思いました。
だから私に習った人たちには、
このようなお話もして、
着物と日本の素晴らしさを伝えてます❣️
この道成寺の染め帯はかなりのアンティーク物なので、
帯としてそのまま締めることが出来ないので、
男性の羽織にパッチワークのように縫い付けてリメイクしました。
私も今日は鱗紋様のアンティーク帯を神夜舞Style帯で❣️





