スペイン大使館主催公演
永田健 企画
フラメンコ×神楽
「ヤマトタケル」
5着分の製作/スタイリング
3着分のレンタル
結局、神楽チーム以外の全ての衣装を用意しました❣️
「ヤマトタケル」公演の衣装について
普通の着物姿の時代ではなく、
古事記の神様の物語。
着物を羽織らせるという訳にはいきません😅
古事記なので、明確な時代考証はなく、
あくまでイメージの世界。
ましてやフラメンコを踊るメンバーの衣装ということで、
踊りやすさを考慮しないといけないという制限もある。
舞台美術も照明も何もない大使館の講堂なので、
衣装だけでも演者の役作り、雰囲気作りのお役に立ちたい。
さらに、荘厳で豪華な神楽の装束を纏った太夫との調和も考えました!
そこで、下にはフラメンコ衣装を着てもらい、
上に羽織る物で時代感を出しました。
生地を型紙から作る衣装とは違い、
古い和服の帯などを活かし、
なるべく手を加えずに素材を活かした製作スタイリングに。
【ヤマトタケル衣装】
古い麻のような粗い目の生地(多分絹だと思います)に、
陰陽大極図と三つ巴みたいな絵が手描きされ、
刺繍も薄らと施されているヴィンテージ帯。
まさにヤマトタケルにピッタリと思い、
その帯を解いて被り物を作りました。
ただ、生地がかなり弱り、透けて穴が空いてる所や解れている所も多数。
後ろから当て布して補強してますが、
もしかしたら一回着用でダメになるかもとヒヤヒヤしました。
でも、この生地に勝るヤマトタケルの衣装はない!!
腰帯は、機織り機で織ってもらったオリジナルの金糸入りの赤い帯。
11月の再演まで保つか心配でしたが、なんとか保ってくれて良かった(汗)
【女装したヤマトタケルの衣装】
踊り手である河野睦さんが持っている衣装を活かして、
上から被る物を作りました。
赤紫に小さな紋柄が一部分に並んでいる古代っぽい雰囲気の帯。
帯の色とフラメンコ衣装の色を合わせ、
長袖ブラウスとファルダ(フラメンコのスカート)はボルドーを。
ボリュームが欲しかったので、その間に薄緑系のファルダを追加。
この薄緑色のファルダがかなり良い仕事してくれて、
全体のアクセントになってて嬉しい❣️
イヤリングは紫の土台にピンクのタッセルを組み合わせ、
髪型も少し大きめの髷を上目に作りました。
トータルコーデ、1番のお気に入り💕
【弟橘媛の衣装】
赤いフラメンコ衣装を着るのがマストで、その後に別の衣装に早替えなので、
簡単に脱げる羽織る物を考えました。
オーガンジーの唐草模様のような大判スカーフで上着を製作。
赤い腰帯を結び、赤いタッセルピアス、髪型はかなり大きな髷をトップに作りました。
【大白鳥の衣装】
真っ青な空のように綺麗なブルー地のヴィンテージ着物。
白鳥でなく鳳凰ですが、白い豪華な羽根が描かれて刺繍も施されている、なんとも優雅な着物。
その着物の下部分を体に巻き付けて、
下にベージュのバタ・デ・コーラ(裾が長いフラメンコ衣装)を着て、
白金の角帯をウエストで締めてもらいました。
【朗読 坪井さん】
坪井さん私物の生成色ちりめんのロングワンピースとパンツのセットアップを着て頂き、
その上に帯を切らずに巻き付けました。
紫、橙、黄などの和の色合い、
正倉院文様のような古典紋様で織り上げられた帯。
体に沿わせて巻き付け、帯締めを締めてみました。
踊り手ではありませんが、今回の演目は朗読の坪井さんの存在がかなり大きいと思いました。
舞台上にずっといらっしゃるので、演者との統一感、
そして舞台美術的に存在していて欲しかったので
この帯の風情と巻き付け方を工夫してみました。
私的にはかなり気に入りました❣️
【ミュージシャン】
*隆さんには、古代柄のような夏帯をリメイクした羽織物と黒帯と袴風パンツ。
*ギター山崎さんには、牛一頭の皮を薄く伸ばした貴重な本黒革のアシメトリー羽織。
*ようすけくんには、パーカッションの演奏の邪魔にならないように短めの袖無しの龍柄🐉漆染めの黒羽織。
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こちらの公演は
11月10日に
西日暮里アルハムブラにて再演します❣️
既に35名の予約が入ってるので、ご予約お早めに❗️
ヤマトタケル先行予約ライン
https://lin.ee/d1xdKsI
写真 川尻敏晴















