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conductor's music diary

No Music No Life

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チャイコフスキー
交響曲第5番 ホ短調 作品64
幻想曲 フランチェスカ・ダ・リミニ 作品32 ダンテ作「神曲」地獄篇 第5歌による

シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(SBYOV)
指揮:グスターボ・ドゥダメル
録音:2008年1月 カラカス(ライウ゛)



チャイコフスキー5番は今まで何枚ものCDを聴いた割には、なかなかこれというものには出会いませんでした。
また、カラヤン&BPOとスヴェトラーノフ&N響の演奏(例の、スヴェトラお爺さんが4楽章後半で指揮を振ってない名演)は素晴らしく、これ以上はないかなと思っていました。

しかし、それらを超えるかどうかは別として、ドゥダメル&SBYOVの演奏は素晴らしかったです。

チャイコフスキーの持つ「渋さ」「陰鬱さ」をあまり感じさせない、ピュアで若さが溢れる演奏でした。なので、聴く方によって多少評価は分かれるかと思います。

マーラー5番でも述べたように、トランペットの音が明るく可愛いことが、良くも悪くも曲のイメージを変えていると思いました(自分がトランペットを吹いているからだと思いますが)。また、音の切りがペーペーしてるところなど、子供っぽいなと思わされるところもありました。

しかし、なんだかんだ全体を通して素晴らしい演奏でした。

全楽章を通して、弦楽器の演奏表現力の高さには感動しました。2楽章後半なんかは、完全にグルーウ゛してましたね。

そして4楽章は、超速の熱狂的演奏です。しかし、あんなに熱が入っているのに、雑にならないところが素晴らしい。これは、誰が聴いても興奮するはず!ブラボーです!!

フランチェスカ・ダ・リミニは、木管楽器の上手さを引き出すよい曲でした。クライマックスは最高に盛り上がり、最後の音が鳴り止まないうちに、観客の熱狂的な声が聴こえてきます。ライウ゛はそうとう盛り上がったのでしょうね。

是非、皆さんに聴いていただきたい一枚です。