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conductor's music diary

No Music No Life

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図説 指揮者列伝 世界の指揮者100人

著者:玉木正之・平林直哉
河出書房新社

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クラシック愛好家の中では、指揮者でCDを集めるという方も多いようですね♪

みなさんは、指揮者っていったら誰がお好きですか?
帝王カラヤンですか?

ハートが命のバーンスタインですか?笑


今日は、とても強いインパクトを受けた本なので、記事を書かせてもらいました★☆

この本はタイトル通り、世界の指揮者100人の名盤や逸話を紹介する話です!

知らない指揮者の方もいらっしゃったので、とても勉強になりました(*^□^*)


…とここまでは、いいのですが…


批評がとても主観的なモノばかりで…

要するに、著者が好きな指揮者はベタ褒め、嫌いな指揮者は叩き潰すみたいな、突っ込みどころ満載な本でした(笑)


例をあげると

「フェドセーエフ指揮のモスクワ交響楽団は世界最高のオーケストラだ!」と述べた後、ベタ褒めが続く。

小澤征爾を
「はっきりいって退屈でまったくつまらない。彼がボストン響やサイトウ・キネン・オーケストラと残した録音でも興奮させられた記憶がない」と述べる。

あとがきにて
「ハイティンク、アバド、バレンボイム、マズア、サヴァリッシュ、ドボナーニ、ブロムシュテットは無能な人材」と述べ、またこれらの指揮者がなぜ名門オーケストラを振れているのかが、理解に苦しむと述べています。

この例以外にも、とても極端な表現が多く見受けられました。


この本を読んだクラシック初心者の方は、カラヤン・バーンスタインとは二大スターであり、フルヴェン・トスカニーニ・ワルター・シューリヒトのような昔の巨匠はいかに凄かったかということがよくわかると思います。
しかし、著者が最近の指揮者に辛口なのもあり、最近の指揮者はあまりすごくないと思われてしまうかなと思いました。

やはり、昔はよかったと言っていてもしょうがありませんよね。

そんなことを言っていたら、今の日本でのクラッシック文化は、ただでさえ危ういものであるのに、益々聴く人がいなくなってしまいます(;∀;)

僕個人としては、現代の指揮者の良いところも、もっと取り上げて欲しかったです!


しかし、各指揮者の逸話や性格、練習の仕方などが知れる面白い本でした(=^-^=)

みなさんは、指揮者は誰がお好きですか(^Д^)?