【お金2.0】
この本はすごくおもしろかったのでアウトプット!
最初はただの仮想通貨の話と思っていたが、もっと広い視点から書かれていて、本の内容や構成がすごく好きだった。
著者の考えを述べつつも、良い悪いの主観のないニュートラルな内容。
2012年に販売したリンダ・グラットンの『ワーク・シフト』が流行ったが、そのイメージ。
ワーク・シフトより構成が簡単でストーリー性があってスーッと入ってくる。
タイトルは「お金2.0」という、今は仮想通貨が流行っているからこそだが、
お金や経済の枠を超えて、常識2.0というか、人の豊かさ2.0といった印象。
お金を切り口に、これから人が大切にするであろう価値観。
~概要~
そもそも“お金”とは、「価値の交換」をするための”ツール”として出現したものであったんだけど、資本主義の発達によりお金が”主役”になった。
国家が管理する中央銀行(日銀)が経済をコントロールしていたが、既存経済や仕組みを根本から覆す「分散化」の概念が出現。
その最たるものが仮想通貨らしい。
これは「経済の民主化」要は万人が経済を自らの手でつくることが可能になると、お金そのものに価値がなくなっていく。
ここから本題なんだけど、筆者は 資本主義 から 価値主義 に変わっていくと提唱。
資本主義は、手段の目的化が進みすぎたと考えている。
お金とは交換手段であったのに、資本主義ではお金からお金を生み出し続けることが目的となってしまった。
んで、今後はお金そのものではなく、お金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界。
資本、すなわちお金で何が出来るかだけでなく
人間の内面的価値(感情:共感、熱狂、信頼、好意、感謝など)がより重要視される。
例えば、YouTuberや、インスタグラマーなどもだし、SNSによる「いいね!」は注目・興味・関心が可視化されている。
「お金」の独占時代が終わる。
どれが一番正しいかではなく、どれも正しい、人によって正解は異なるが、
感情を動かされる価値を中心とした時代。
お金から解放される働き方が始まる。
代わって、内面的な「価値」が注目される
”好きなことに熱中している人”に価値が生まれる。
情熱を傾けられることが出来る人が結果的に儲かっている時代。
この世界で活躍するためには、他人に伝えられるほどの熱量を持って取り組めることを見つけることが一番の近道。
その人でなければならない、この人だからできる、といった独自性がそのまま価値になる。
これからは「お金」のためでなく、「価値」をあげるために働く時代。














