自分は小学校でサッカーやってた
まぁやりたくてではなくて 半分はやらされてた って感じだな
正直そこまでサッカーが好きではなかったんだけど 友達がいて楽しかったしＭＦだったけど結構得点もしてた
んでもって小学校上級生になり プロ野球に魅力をもつようになった
常に選手名鑑を眺めていて 成績 年棒 出身校など また独自のベストナインを紙に書いて遊んだ
中学に入ったら野球部に入ろうと漠然とだけれど思っていた
中学野球は遊びだった 真剣さってものを知らなかった だからいろんな人に迷惑かけたと思う 当時はそれすら実感してなかった でも野球は楽しかった
中二のときに流行ったパワポケには無我夢中になってた
中三くらいからかな 野球部も含めた同級生で昼休みにサッカーが流行るようになった
小学校で少し習ってた自分はある程度思い通りにプレーができそれがとても面白かった
この頃からサッカーに興味が湧いてきた
ウイイレにもはまり 海外の選手を勉強した
部活の野球ではレギュラーになれず 考えも幼稚 目標もなく あんまり覚えてないほど熱は入っていなかった
野球は中学までだと決めていた プロ野球が好きだったかどうかは覚えてない
その分サッカーは日に日に詳しくなっていった
でも高校でサッカー部に入る気は全くなかった
高校に進学し 1学期中は部活が決められずフラフラしていた
この時期は自分の人生の中で一番の鬱気だった
友達の勧誘もあり野球部に復帰することになった
最初は不安だったけれど周りの人みないい人ですぐに馴染めた
高校野球やるにつれて甲子園にすごく魅力を感じるようになった
実力的には論外だったけれど夢見ていた 強豪校や東東京ブロックの高校や選手も研究した
サッカーは相変わらず好きだったけれど海外の欧州サッカーは身近では無さすぎて興味が薄れていった
高校3年生になる前にレギュラーを外された ずっとレギュラーになることばっか考えた
最後の試合ではホントに心の底から勝ちたいって思いを知った
３回戦で負けてしまい 甲子園にはいけなくなった
たった1回の負けで終わってしまう それでも甲子園は輝いていた
引退後ファンサカとチケットがあるという理由でＪリーグを見に行った
ほぼ初めて見る生のＪのサッカーの試合 またそのチームのサッカー もっというとＦＷの10番はすごく魅力的だった
すぐにまた見に行きたいって思った
地元では無いけれど 親の勤め会社がスポンサーというのをきっかけとして 応援するプロのチームができたというのも初めての経験で新鮮だった
それからＪリーグにハマった
それに比べるとプロ野球には全く魅力を感じなくなった
高校野球と比べると必死さが全く無い 長丁場だから仕方ないが 見劣りする
甲子園に関しては もうあの場にたてる可能性がないと思うと悔しさゆえに進んで見る気はしなくなった
それでもテレビをつけたときにやってると高校球児の必死さに見入ってしまう
サッカーは魅せられるものだった 初めて見たＪの試合 10番の魔法に魅せられた すごく興奮した
野球はドラマだ 逆転満塁ホームランというものがあるから逆転の起死回生のドラマが生まれる
それは必死だからこそ生まれる劇的の出来事である 同期の甲子園決勝でも起こり その前の年の甲子園もドラマだった
野球はドラマ サッカーは技術 それが自分や多くの人を魅了するものなのだとふと思った