かなり前の出来事です。


僕達の周りの親戚達が何人も、40才を前後に他界しました。

朝の突然死、病死、悲しい出来事でした。

妻と僕は、せめて自分達だけは早死しないように相談し

 

健康に良い事は無いか探しました。

二人で思い浮かんだのが、

貧乏な僕達に出来る事はウォーキングでした。

自宅からそんなに離れていない公園が良いと僕が提案。

妻も了解してくれました。

公園には大きな湖があり、一周するだけでも良い運動です。

毎日。毎日。

二人は歩きました。

ある時、湖のほとりに小さなお地蔵様の所で、尾行されている気がしました。

振り返り、後ろを見ても誰も居ません。

気のせいかと思い、そのまま運動をつづけました。

自宅に戻り、ちょうど、いつも聞いている地元のラジオ番組から

お盆の怖いお話特集が流れていました。

偶然にも僕達が運動して来たコースのお話でした。

「小さなお地蔵様の所で、若い二人ずれのカップルの後ろを幽霊が尾行していた。

あの幽霊は湖で命を落とされて成仏出来ていない人たちの怨念の化身。」

僕達は、

「あれっ たしか周りはお年寄りばかり 若いのは僕達だけ・・・・・・・」