3月11日 | L&C diary

L&C diary

~レオンココアとの気ままな生活~

こんにちは。

 

5年前の今日。

 

ココアはまだこの世にいませんでしたが、

 

レオンは当時、約一歳半すぎのことでした。

 

あの日、私もパパさんも会社に出勤し仕事をしていました。

 

午後、お昼も食べ終わり、パソコンへ向かってると、

 

揺れ始め、どんどんどんどん揺れ始め、

 

私自身、生まれて初めての揺れ方に恐怖を感じたのを覚えています。

 

が、揺れが収まると、

 

会社内は完全にパニック状態。

 

しばらくすると、どこからかコンビニの商品がほとんど買い尽くされていっている!

 

と情報が入り、

 

私の部署は比較的若い女性が多かったので、

 

みんな、ぎゃあぎゃあ言いながら、コンビニに食料を買いに行きました。

 

今思えば、この時この瞬間まではテレビでの情報が何一つなかったので、

 

東北地方がもっとひどい状態になっていることを私は知りませんでした。

 

このあと、電車は完全にストップ。

 

自力で帰れる人は帰り、帰れない人は泊まる選択肢を取るように言われました。

 

周りが浮足立っている時、

 

私の頭にはレオンのことしかなく、でも、自力で帰れる自信もなく。。。

 

その頃、レオンのケージの頭上には、掛け時計があり、

 

それが、落ちていたら、、、、と不安で不安で。

 

パパさんは都内に働いていたので、自力で歩いたとしても朝になる。。。

 

どうしよう。。。

 

電話も繋がらないからそもそもパパさんの状況も分からないし。

 

その時、一本の電話が。

 

HALU母から電話が繋がりました。

 

母「無事?」

 

私「うん、無事。でも帰れない。」

 

母「何、言ってるの?歩いて帰ってきなさい!途中の所でチャリ貸すから!」

 

私「はい。」

 

この母からの電話でようやく決心。

 

歩き始めました。

 

そこからものすごい早足でひたすら歩き、2時間半くらい?3時間だったかな???

 

夜、家に着いたら、

 

家の中から、

 

レオン「くぅーん、くぅーん」

 

聞こえてきました。

 

レオンを抱きしめ、何度も大丈夫だよ。大丈夫だよ。と言って泣きました。

 

そこで、始めてテレビを見て、悲惨な光景を目の当たりにし、呆然としたのを

 

今でも、よく覚えています。

 

レオンは、特にケガはありませんでしたが、

 

未だに少しの揺れでも怯えます。

 

あの時、本当に一人ぼっちで怖かったのだと思います。

 

その頃にはパパさんとも連絡が取れ、パパさん父が都内なので、

 

車を出してくれていました。

 

帰ってきたのは明け方でしたが、無事家族がそろうことができました。

 

東北地方の方々に比べたら、私の話など本当に本当に小さな事です。

 

この震災を語れるほどの被災をした人間ではないので。

 

それでも、あのあと、自分たちの防災グッズを備えるようになったし、

 

レオンココアの防災グッズもちゃんと用意してあります。

日本に住む限り、また地震はやってくるでしょう。

 

その時、レオンココアを守ることが出来るようにしたいです。


今日も皆さんにとって平和で良い一日になりますように☆♪