こんにちは。
今日も来て下さり、
ありがとうございます。

今日は
「母の誕生日に誕生日に思うこと」
というテーマで書いていきます。


今日は3年前に亡くなった母のお誕生日。
生きていれば今日で74歳でした。


5年前、第三子の妊娠が分かった直後、
母の大腸がんが発覚。

検査手術をしたところ、
すでにステージ4でした。

それからは、間もなくして
抗がん剤治療が始まりました。

治療が進むにつれて副作用で
食べれなくなり、みるみる体力が落ちていく。
病状は良くならず。

本で読んだり、調べたりしていると
ステージ4の5年生存率は18.7%。

何度調べてもどの本を読んでも
だいたい同じことが書かれていました。

この時はじめて

「母の死」

が現実になるかもしれない
と悟りました。


いつか
母がおばあちゃんになったら
シワシワの手を握りながら
一緒に美味しいものを食べに行きたい。

そんな風に漠然と遠い未来を
楽しみに待っていました。


日ごとにやせ細っていく母を見ていると

いつかは来ない現実を少しずつ
突き付けられているように感じました。

それからは

小さい頃に一緒に過ごした

お誕生日
クリスマス
何気ない休日
近所の銭湯での時間
母の手作りコロッケ
・・・

それらすべてが

かけがえのない時間だった

ということに気づいたのです。


そして、
人は当たり前の日常が
当たり前ではなくなった時に
はじめて

有難さを実感する

ということを学びました。


母の死を通じて
私が学ぶことは何か?

それは


「今を生きる覚悟をする」


ということです。

過去や未来に囚われるのではなく

今、目の前のことと真摯に向き合う

これを学びました。

どんな本を読むより
経験するということは
この上ない学びだと思います。


まだ道半ばですが、
これを頭で理解しただけではなく、
体感として経験できたことは
私にとってかけがえのない財産です。



産まれてきてくれてありがとう。

産んでくれてありがとう。

心からの愛を込めて。


今日もお読みくださり
ありがとうございました♡