まずは、豊かな犬生を歩んでほしいと改名しました。「レオン」です。そして、新しいリードやキャリーなど、生活に必要な物をそろえて「家族」に迎えました。

これまで、できなかった事をたくさん体験してほしいと、一緒にドライブやキャンプに行ったり。次第に表情も豊かになっていきました。


いくつかの悪い癖も治しました。

①拾い食い(虫も糞も食べました)

②散歩中、水溜まりの水を飲むこと

生きるために、仕方がなかったのだと思います。


お座りを教えました。


レオンは遊びを知りませんでした。ボールやおもちゃで遊んでもらった経験がなかったからだと思います。ドッグランに行っても、他のワンちゃんたちのように、楽しそうに走り回ったりしません。ずっと、何かを探して、くん活しています。


ソバージュのロングヘアーの女性を見ると、凝視します。前の飼い主は、行きつけのお店のママさんから引き取ったと言っていたので、もしかするとその面影を追っているのかもしれません。もし、可愛がってもらった思い出があったら、救われます。


手が前に出たり、影がかかると、目をぱちぱちさせて、硬直します。おそらく、たくさん叩かれたのだと思います。反射的に身構えてしまうのです。その度に、撫でて手が怖いものじゃないことを伝えます。これは、3年経った今でも治りません。心の傷は深いのです。


幸いだったのは、フィラリアが陰性だったこと。蚊取線香しか使っていなかったと前の飼い主。放浪していたことも考えると、奇跡的でした。