八重桜@近くの公園

散る桜 残る桜も 散る桜

猫しっぽ猫からだ猫あたま

2023年発行

「邂逅」"わくらば"とも読むのね(^^ゞ
遠田作品は
「雨の中の涙のように」以外は
全部読んでる

第三者だから
自分がその世界に
入り込むことはないから
どんなに重くても理不尽でも
読んでいられる感じのが多かったが、

「邂逅の滝」は
今までのとちょっとニュアンス違う

和歌山と大阪と奈良の県境にある
紅滝という滝と、紅姫を祀った祠
そして近くに瀧口屋という宿

昔々、
紅姫を連れて逃げていた若者が
足手まといになった姫を
置き去りにした
姫は一人で死んでいった
と、言う伝説があるという設定

紅姫の祠には
一人で参ること
決して口をきかぬこと。。
願いごとをひとつだけ
叶えてくれるそうだ

5つの短編連作になっている
最初は現代、1編ごと時代は遡り、
最後は南北朝まで

どの話も悲恋
同じ名前の男が登場
輪廻転生ファンタジー?
ちょっと変わった遠田作品

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログへ


にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ