クンシラン@部屋の中

猫しっぽ猫からだ猫あたま

2005年単行本発行

宮部みゆきさんは時代物が好き
三島屋変調百物語シリーズ
ぼんくらシリーズ
全部読み返したいくらいよ


将軍家斉の時代の話

江戸から金毘羅代参に連れ出された
9歳の女の子"ほう"は
金毘羅さん近くで捨てられる

その頃、江戸の罪人
妖怪と言われた"加賀様"を
丸海藩が預かることになった
罪人なら江戸で
始末しちゃえばいいのに
えーーっ?預かるのぉ?だよね

罪人だけど、幕府からの預かりもの
という、非常に面倒な状態
それも妖怪だの悪霊だの曰く付き😱

丸海藩は丸亀藩
うどん食いたい
加賀様は鳥居耀蔵がモデル
因みに、鳥居耀蔵が南町奉行の時の
きたぁ〜まちぃ〜ぶぎょうは、
と〜やまさえもんのじょうさま〜
遠山の金さん、金四郎景元

"ほう"は、名前は阿呆のほうだと
皆に言われ、自分でもそう思ってる
さて、捨てられたほうは
これからどう生きていくのか?

高田郁さんの
「あきない世傅」「出世花」
主人公の女の子は9歳からスタート
「孤宿の人」の"ほう"も9歳

女の子の9歳って
なにかあるのかしら?
10歳だと、
女として物を見るようになる?
ギリギリ子供でいられる9歳?

最後は泣ける💧

ほうは阿呆じゃない
吸収するべき時に
物事を教えてくれる人、
話してくれる人がいなかっただけ
 
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