と、言うのも先週の金曜日は乳ガンの術後の定期検査で、片道1時間 電車とバスを乗り継いで病院まで行かなきゃいけない日でした
それだけでもパニックを持っている私には頓服無しでは行けないのに、主治医から「今日カウンセリングの先生の時間が空いてるから行っておいで❗もう伝えてあるから僕の診察が終わったら迎えに来てくれるようになってるから表で待ってて❗」
って……
私 別にカウンセリングなんか要らないんだけど……
半ば強制的に行われたカウンセリング……
初対面の人には非常に緊張し、上手く話したり出来ないのに
初めてのカウンセリング、最初は仕事を辞めなきゃいけなくなった理由なんかを聞かれた
あまり思い出したくなかったが、聞かれれば答えてしまう憎い私
一言二言と話始めると、辛かったことが山のように溢れだし、動悸が激しくなり汗だくになった
後は何を聞かれたか、何を話したかは覚えていない
とりあえず次回の予約を取って終わった……
その後、会計を済ませ処方箋をファックスしたら体の力がどんどん抜けてきて外のベンチに座り込んだ
30分程休憩して落ち着いたところで何とか家に帰った。
その日の夜から体の不調が始まり、疲れているのに夜も眠れなくなり、起き上がれなくなった……
私は辛かったことは引出しにしまい鍵を掛けて心の奥の奥にしまい込んで自分を保っていました。
それを引きずり出された気がして心が激しく乱れてしまった
カウンセリングはきっと私には向いていない
今はまだ心の傷に向き合えない
誰かに聞いて貰いたいとも思っていない
その心の動揺を押さえるために5日もかかったのだ
こんなに辛い思いをしないと自分は良くならないのなら、私は今のままで良いと思うくらいだ
仕事に行けなくても、家事が出来なくても、人とコミュニケーションが取れなくても、家に居て、彼氏と猫たちがいる空間があって、自分の事を理解してくれる家族や主治医(精神科の)が居るだけで幸せなのだ
確かに世間からみたら「甘えている❗」と言われるかもしれない……
それでも自分の身は自分で守らなきゃいけないのだ
社会に出てまた新しいストレスに晒されその中で生きていける自信がつかない限り外には出れないのだ
それは自分との戦いであって周りがどんなに「あれしろ❗これしろ❗」と言ってもどうにもならないのだ
今は自分と向き合い自分と対話し心の中を整理していく事が大切な時期なんだと思う
それは口で言うほど簡単なものじゃない
自分で自分を追い込んでしまうこともあるだろう。自分を傷つけてしまうこともあるだろう。
それでも自分の事は自分にしか分からないし変えられないのだ
どんなに薬を飲んでもカウンセリングをしても、結局は自分が変わりたい❗病気や障害に負けたくない❗って気持ちがなければ変わることはないんだよね
自分に自信と勇気が出来れば、一歩外に向かえる力になるし、その時にやっと周りの人の力を借りれるようになるんじゃないかと私は思う。
私はまだその段階にない。
「もう何年かかってるの」と言われるかもしれない……
でも立ち上がる時間は人それぞれで、転んでも直ぐに立ち上がれる人もいれば、骨折しちゃってリハビリに時間が掛かる人もいる。
私はまだまだ時間がかかるかもしれないし、ある日突然働けるようになるかもしれない
それは自分でもわからない。
だから、その日が来るまで気長に待つ。
薬を上手く使いながら、自分と向き合いながら、自分への理解を深めながら
いつか「そういえば昔あんな辛い時もあったなぁ」なんて思い出せる日が来るように
いつか蕾が花開くように