ご訪問ありがとうございます。
なかなか更新しないブログですが、読んで頂いている方、そして闘病中のキラナを応援して下さっていた方、いらっしゃると思います。
ありがとうございます。

キラナは1月26日14時45分、長い長い苦しさから解放されて永眠いたしました。

ブログUPするまで数日時間がかかったのは、悲しすぎて魂が抜けてしまいました。

少し心が落ち着いたら、キラナの頑張った2年間を記事にさせて頂きたいと思っています。
キラナの追悼のためでもあり、私のキラナに対しての感謝のためでもあり、自分自身の思い出のためでもあると思います。

とりあえず本日は、キラナの応援をして下さっていた方に感謝しつつ、ご報告させて頂きます。

1月9日に心臓の手術をしました。

当日の朝はとてもお天気が良く、車の中から海を眺めていました。

病院に着いた時のお顔。

これが生前の最期の写真になってしまいました。


そして退院した時は、大好きな海も見ることが出来ず。
毛布にくるまって病院から出た時は雪が舞っていました。


自宅に着いた時には夜だったから花も用意してあげられなかった。
けれどタラソがそばにつきっきりでした。

そして今日、29日納棺します。
そして明日、みんなで最期のドライブ。

火葬のため、先代レオンが旅立ったペット霊園まで走ります。


今はいっぱいの花で囲まれて、ムックやタラソにも囲まれて満足してくれているでしょうか。


溢れるほどの愛情を注いでくれたキラナ。

いつも真っ直ぐな目で私達を幸せにしてくれたキラナ。

星の数ほどの思い出を作ってくれたキラナ。

それなのに、恩返しもさせてくれないで、さっさと走って行ってしまったね。

向こうの世界に行く時は、ムックやタラソ、そして私達に送られて行かなければダメだよ

そう言って送り出した手術と入院でした。

手術は予想以上に上手く行きました。
最初の1週間は数値がどんどん良くなって、リハビリだって副主治医の先生から言われ歩ける程になりました。

ところがその後のどんどん下降する数値。
極度の貧血は、腸管からの出血。ウンチが真っ黒。血が混じっていました。
輸血で何とか持ち直したかと思ったら、手術の時に色々なところに繋いだ管の後が化膿して、切ったところも化膿して、発熱して、それも何とかなったかと思ったら腹膜炎のためひどい腹痛で、そのうえまた極度の貧血で意識朦朧のため3度目の輸血。

そして26日の明け方急性腎不全の発作。
カリウムを薄める点滴をして、この発作が少しでも落ち着いたら看取りで自宅に連れて帰るつもりでした。

でもその1時間後、病院の近くにいた私の電話が鳴り、心拍数が急に減少したという連絡。
すぐ近くにいたのに道が混んでて20分くらいかかって到着。

その時には心臓は動いていませんでした。

ついさっき、心電図でちゃんと動いていたのを確認したのに。

キラナの頑張って、頑張って、頑張った心臓は私達を待っていてくれなかったです。
一人で逝かせてしまいました。
正確には一人ではなくお世話になっていた先生がついていて下さっていたけれど。

キラナ
身体が軽くなって今頃自由に駆け回っているでしょうか?

明日は先代レオンが迎えに来てくれているでしょうか?

親としての心配が絶えません。

キラナは前の飼い主さんが亡くなって、一人置き去りにされて数ヶ月。たまに近所の人からご飯を貰っていたけれど、その数ヶ月、どれだけ不安だったろうか。思っただけでも涙が出ます。(アニマルコミュニケーターさんの話し)

迷子犬としてセンターに持ち込まれ、重篤な心臓病のためアルマさんが年内最終日のセンターから出して下さったキラナ。

年明けには絶対に亡くなっているだろうから、せめてティアハイムで…というお気持ちからだったそうです。

前の飼い主さんがいたのなら、その方もどれほどキラナを安じていたか、それも心が痛みます。

両手を広げてキラナを迎えてくれたら、きっとすごく褒めてくれるよ。
良く頑張ったって、たくさん頭をナデナデしてくれるよ。

私はそう信じています。信じたいです。

そして前の飼い主さんにお礼を申し上げたい。
取り柄のない私達のところに大事な犬を預けて下さってありがとうございました。
いつかはお返ししなければならない事は分かっていましたが、出来れば、出来れば、もう少しだけ一緒に居たかった。
そして病気を治してあげられずごめんなさい。


長文にお付き合い頂きありがとうございました。
応援を頂いていた皆さまにもありがとうございました。

キラナは虹の橋に行きます。