こんにちは。
読書の記録第69回です。
今回紹介する本は、原田マハ「生きるぼくら」です。
以下本の裏のあらすじより。
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。
頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。
その中に一枚だけ記憶にある名前があった。
「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」
マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!
祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていたーー。
人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
この作品、とても良かったです。
前半は、人生がひきこもりになった原因のいじめのシーンがあり、しかもこれが結構えげつないいじめ。
いじめの表現が苦手な人もいるかもしれないが、読み飛ばしてしまうと、なぜ人生は梅干しが嫌いなのかがわからないので、
苦しいとは思いますが読み飛ばさないほうがいいかもしれません。
原田マハさんといえばの美術作品との関わりですが、ちゃんとあります。
出てくる作品は、東山魁夷「緑響く」。
この「生きるぼくら」の表紙になっている絵画です。
これがどう関わってくるのかは読んでみていただければと思います。
ここ最近、涙腺が非常に弱くなっているためか、ラストは、うるっとしながら読んでました(笑)
ひきこもりの人生がおばあちゃんの家に行くために意を決して、外へ出て電車に乗っていく。
少しずつ心身ともに良くなっていき、ついには仕事をすることに。
おばあちゃんの家に行くときにお世話になった志乃さん、自分も孫だと言っておばあちゃんと暮らしているつぼみ、職場で出会った人たち、いろんな人と出会い、米づくりを通して人生の人生がやっと動き出す過程がとても感動しました。
原田マハさんの作品で好きな作品がまた一つ増えました。
気になった方は是非。
では今回はこの辺で。