ヨーロッパの友人から、
「ウチに泊まっていって」
と声をかけてもらうことが多いです。
素直な私は、そのお誘いをありがたく受けて泊まるのだけど、
それは旅行と同じくらい大きな楽しみ!
私は家が大好きなので、
まずインテリアを見るのが本当に楽しいのです。
個性が家に出ている友達ばかりで、
十人十色で皆素敵な家に住んでいます。
ちょっと遊びにいくのとは違って、
小さな詳細にも気づくもの。
代々受け継いだ家具や旅行中に集めたオブジェ、
モダンなイタリアン家具にアジアのアンティークがある・・
どの家も、どこかその友人の雰囲気に似ています。
ところで、外国は家が大きいから泊められるのよね、
と思うかもしれないけれど、
ヨーロッパの都会は決してそんなことはありません。
パリやロンドンなど、
多くの人が、限られたスペースを工夫しながら使っています。
中には、ゲストルームがある家もあって、
アンスイートのゲストルーム(ゲストルームの中にある専用のバスルームつき)
もあったりするけれど、
基本、スペースは余っていない家が多い。
そのような贅沢でプライバシーが確保された部屋に泊まるのも最高ながら、
子供の部屋に泊まらせていただいたり、
簡易ベッド、空気ベッド、ソファベッド・・
と、様々なおもてなしを受けてきました。
私はそのどれもが同じくらい好きです。
どれにも、優しさと心意気と感じます。
正直大きな家ばかりではありません。
しかし、狭くてごめんね~
などの常套句は聞きません。
子供部屋で悪いけど、泊まって。と一回言う程度。
その代わり、気持ち良いタオルや、新しい石鹸が置かれていたりします。
その気遣いやおもてなしの気持ちが嬉しい。
だから、皆さん狭くてもお友達を泊めよう!
と言ってるのではありません。
だって泊まる度に感じるのは、
友達と一緒に過ごす時間のことを大切に考える、
そして楽しんでいるよ、というジェスチャーが嬉しいのですもの。
それなら私にもできる!
だって、大切なのは
お友達を泊めることではなくて、
友達と過ごす時間を大切にし、楽しいとジェスチャーで示す事。
明日は、滞在中の食事について書きます。
読んでくださってありがとう!