(画像は1月最終日曜日に行われた市内のオープン大会)


2月に入り、「大阪国際招待卓球選手権大会」(全国オープン)の組み合せが発表されました。いよいよ来週です。

我がチームからも現役生がカデットの部に出場しますが、組み合せ表を詳しく見ていきますと、卒業生も2名出場しているのがわかりました。

高校生が1名と大学生が1名。高校生は先の「全日本選手権」にもジュニアの部に出場していました。

この年代の選手はコロナ禍の影響で、(全国的にもでしたが)いちばん大切な時期に部活動がすべて中止になり、苦労した学年でした。

もう1人の大学生は、中学から本格的に卓球を始めて1年もしないうちに、全国選抜大会であの山口県の強豪N学園と試合をしたという稀有な体験の持ち主です。(私にとっても貴重な体験でした。)

組み合せ表を見ながら、この2人の他にも我がチームのたくさんの選手が、暑い日も寒い日もみんなで一生懸命に練習していた風景が思い出されました。

部活動としての卓球ですから、時間には制限があります。土日はどちらか休みますし、平日も毎日はしません。今は平日2日が精一杯ですし、時間も1日2時間。

しかも、小学生から本格的に卓球をやっていた(いわゆるホープス、カブ、バンビ)選手は皆無。

それでも全国に手が届く選手が出てくるのです。

少ない時間で効率よく練習して、「全国」と名の付く大会にたどりつくことをもう一つの目標としていますが(いちばん大きな目標は「全員が初戦突破」)、よく考えてみるとそれも大それた目標です。

試合では、圧倒的に負ける回数の方が多いのです。ただ、たとえ結果がどうあれ、真剣に取り組めた結果なら納得です。

勝ち上がれる選手の数は限られています。そこまでたどりつけないで涙をのんだ選手の方が、むしろたくさんいます。

そんな選手たちの思いをのせながらの健闘を祈ります。