市原隼人主演の映画
「サムライせんせい」を見た
たまたまＢＳで放映されてて…
特に何の期待もなく見てみた
…ら
ら ら
ここにもパパやつむくんからの
メッセージらしきものがあった
ここからネタばれ注意
市原隼人演じる武市半平太は
幕末時代の土佐藩郷士
ざっくり言うと
坂本龍馬のちょいと先輩みたいな感じ
何をしでかすか分からない竜馬と違って
武市半平太はと・に・か・く・真面目
その彼が１５０年後の現代に
タイムスリップしてしまうのだ
現代社会に戸惑いながらも
周りの人たちとも少しずつ絆をつくり
半平太に助けられた少年が
半平太の弟子入りを志願したり…
その半面、１５０年前の過去に存在している
妻や弟子たちのことも気がかりだ
弟子が運転するバイクに乗ってたら
トラックにはねられ…
その瞬間、１５０年前の過去に
タイムスリップした半平太
史実通り、彼は切腹するのだが
その時の台詞がすごくよかった
世の中を変えたい！と
獅子奮迅の動きをしていた半平太にとって
志半ばでの切腹はさぞかし無念だろう
ところがサムライ先生の半平太は
すでに１５０年後の未来を見たのだ
そして１５０年後の未来に
自分の志を継ぐ弟子がいるのだ
そんな思いから出た彼の言葉に
重みを感じた
この映画ではタイムスリップという手段で
すでに亡くなっている半平太が
現代の若者と交流しているけど
私にとっては
天国にいるパパやつむくんが
地上にいる私へちゃんと
メッセージを送ってくれているんだ
…と思えるような映画だった
んで、ラストに流れる曲がすごく良い
それがこれ
北山淳貴さんの歌う「約束」
突然亡くなった彼女を想いながら
歌う曲だ
いつもいつまでも
あなたをずっと愛する
時を超えて僕らは
まわる世界のどこかで
もういちどまた出会える
そーゆー歌詞が
また私の心をつかむ
きっとまた会えるんだ
つむくんに会えるんだ
パパにも会えるんだ
映画の中では
現代を生きる人たちにしてみれば
半平太が急に消えてしまって…
本当にサムライ先生がいたんだろうか？
自分たちは夢を見ていたのだろうか？
きっとそんなふうに
寂しい思いをしているはずだ
そんな彼らに向けて
１５０年前の過去から
半平太は手紙を残していた
そこには半平太が
彼らと一緒に過ごした証が書かれていた
確かに俺たちは一緒に過ごしたんだ！
いま、生きている時空間は異なるけど
確かにつながっているんだよ！
半平太が未来の彼らに残した
精一杯の愛情になんだか泣けてくる