たまたまBSでやっていた映画「起終点駅 ターミナル」を見た
メインキャストは佐藤浩市ヒロインは本田翼

 

な~んかさぁ~この映画を見て思ったのは

「男ってめんどくさぁ~」ってこと

 

一般的に男性は単純で

女性の方が複雑なように言われるけど

なんだか男もめんどくさいぞ!と思った

 

 

 

 

ここからネタばれ注意!

 

 

学生時代の恋人と再会した佐藤浩市

 

すでに妻子はいるのだが

妻子を捨ててかつての恋人と一緒になりたいと思った

 

が、彼女は身を引いたのだ

 

佐藤浩市は裁判官だし…立場とか、世間体とか…

そーゆーことを考えて身を引くことにしたんだろうけど

その方法として、自ら命を絶ってしまった

 

佐藤浩市はそれを自分の罪だとして

妻と別れ、幼い息子とも会わず

裁判官も辞めて、国選弁護士として

北海道の田舎でひとりぼっちで生きていく

…という選択をした

 

自分で自分を裁き

自分で自分に罪を与えた

 

その罪状は無期で

いつ終わるとも分からない

 

誰とも関わらず

楽しいこともなさそうな日々を送っている

 

 

そりゃ~さぁ~

彼女が死んで身を引いたのは

自分がその恋人に「一緒に暮らそう!」

と言ったのがきっかけだったけど

 

なにも死ぬことないじゃん!

黙って行方をくらます…という選択肢だってあったわけじゃん

しかも佐藤浩市の目の前で死ぬことないじゃん!

 

だから佐藤浩市が一人ですべてを

背負う必要ないじゃん!

 

って私は思ってしまう

 

 

星星星星星

 

 

学生時代の恋人・つむくんも

自分の気持ちを表現しない人だった

 

ほぼ毎日電話をくれて

映画の話は山ほどするのに

私に向ける感情をほとんど表現しない人だった

 

だから私の方で解釈するしかなかった

 

これって付き合ってるってことなんだよね?…とか

いちお私がつむくんの彼女ってことで良いんだよね?…とか

いちお私に対して愛情があるってことだよね?…とか

 

 

当時の私は自信と勇気がなくて

遠回しにつむくんの気持ちを探ることしかできなかった

 

ある時、さすがに不安になって

「つむくんの好きな人ってだれなの?」

みたいなことを聞いてみた

 

したら、つむくんは

「えっ?分からないの?」と聞き返す

 

聞き返すだけで答えようとしない

 

 

んで、数日後に映画を見に行ったとき

手紙を渡されたのだ

 

「家に帰ってから読んでね」と言われて…

 

もしかしたらその手紙の中に

つむくんの気持ちが書かれていたのかもしれない

 

でも結果的にその手紙を私は

読むことができないままになっている

 

その日の映画はフランス映画だかなんだかで…

当時の私は昼間はバイト、夜、大学で授業…という毎日で

いつも眠かった

 

んで、例にもれず映画の最中に爆睡し

怒ったつむくんに「さっきの手紙を返して!」と言われ

渋々わたしは手紙を返すことになった

 

その後も、つむくんとは仲良く付き合ってたけど

気持ちを話してくれることはなかった

 

サクッと自分の口で伝えてくれよドンッ

いちいち照れてるんじゃね~よドンッ

 

 

ちなみに…我が家の旦那様もそーなのだ

ま、つむくんよりは多少は表現してくれるけど

「多少」ね。

 

そもそも!旦那様は私の名前を呼ばないのだ!

どーゆーこと??

 

職場の後輩だったから

最初は苗字で呼ばれてて…

 

付き合うようになったら

さすがに私が「その呼び方を変えて」と言ったら…

 

途端に、どう呼んでいいのか分からなくなったのか

名前で呼ぶのが恥ずかしいのか

私には分からんが

とにかく、私の名前を呼ばなくなったのだ

 

サクッと呼べばいいじゃないかドンッ

いちいち照れてるんじゃね~よドンッ

 

 

男の人ってなんなんだろーね