脳の健康のための方法として
社交的になろうとか
ストレスを対処しようとか
がありますが
もう一つ、なるほど~と思った方法があります
昔のバラ色の記憶に浸ることは
心が健康になるらしいのです
ノスタルジア・・・過去への感傷的な憧れ・郷愁は
認知的に不安定で危険な状態とみなされています
回想にふけってばかりで
過去から抜け出せなくなるから
でも、現在の研究によると・・・
昔の思い出を懐かしむと
脳の中では記憶システムが作動して
中脳という部分にある
黒質や腹側被蓋野が活性化し
ドーパミンが作られます
ドーパミン・・・というと依存症・・・
アルコール依存
ゲーム依存
買い物依存
甘いもの依存 etc・・・
と関連します
が 高齢者の脳は総じて
ドーパミンが足りないらしいので
「意欲」とか「運動」とか「快楽」に関係する
ドーパミンが作られることは良いことなのです
ちなみに・・・
宮本武蔵はどうだったかというと・・・
60歳を超え、死期を悟った武蔵は
人里離れた洞窟にこもり
五輪の書の執筆にとりかかります
武蔵にとっては
五輪の書を書くことが
自分の過去を振り返り
人生と向き合うことでした
近ごろでは
エンディングノートが注目されています
イギリスで行われた研究では
人生を振り返る行為が
心の健康に役立つと報告されています
ま、エンディングノートまではいかなくても
脳を健康に保つために
毎晩、就寝前に感謝の気持ちを記録する
という方法が「ブレイン・ルール」で
紹介されています
こんな風にして
身体の筋トレと、脳の筋トレと、心の筋トレを
日々継続し、人生100年時代を
パワフルに歩んでいきたいなと
私は思っています
これで終了 ─ fin ─