続き・・・

 

 

そこには心理学の世界で言われる

ペルソナ(仮面)の効果が大きくかかわっています

 

 

 

ペルソナというのは、私たちが持っている

さまざまなキャラクターの事です

 

例えば、職場では厳しい上司の顔をしているのに

友達との飲み会ではひょうきん者になり

家に帰ると優しいお父さんの顔になる・・・

 

このように人はその場に合わせて

仮面・ペルソナを使い分けることで

社会に適合しています

 

 

でも、ペルソナはストレスを軽くするだけでなく

場合によってはストレスの原因にもなります

 

例えばこのイラストのように

上司は部下に期待しています

 

彼ならこのくらいの仕事は

楽々こなしてくれるはずだと

 

部下もそれを分かっているので

本当はいっぱいいっぱいなのに

上司の指示には「はいラブラブ喜んでラブラブ」と

いつでもやる気満々で引き受けてしまい

結果としてストレスを受けてしまう

 

・・・みなさんはそんなことないでしょうか

 

イメージを固定してしまうと

ストレスにつながってしまうんですね

 

そういえばプロゴルファーの渋野日名子選手

 

笑顔がニコニコニコニコトレードマークですが

笑顔がないとメディアもファンも

「どうしたんだろ?」と気になります

 

それが本人にとっては

ストレスになっているようです

 

この前テレビでも言っていました

 

「ワタシだっていつも笑顔で

いる訳じゃないパンチ!パンチ!

 

それがペルソナのデメリットです

 

 

 

秀家はどうだったかというと、

能の舞台に立って色々な役を演じていました

 

例えば楊貴妃とか・・・源氏物語の夕顔とか

幽霊や老婆の役など・・・

 

実際の自分とはまったく違うキャラになりきる

 

それも特定の役ではなく

さまざまな役を演じていたことで

ストレスが軽くなっていったんじゃないかなと

想像できます

 

そしてコスプレは

ストレス解消だけでなく

長寿にもつながるといわれています

 

 

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