そもそも二十四節気の季節の移り変わりを表す

立春・立夏・立秋・立冬の前の日を

節分(言葉通り、節を分ける)と言っていましたが

現在では節分というとほぼ、立春の前の日のみを

指す言葉になってきました。

 

 

豆まきで「鬼退治をする」

「鬼矢来(おにやらい)」の追儺(ついな)は

そもそも宮中行事です。

鎌倉時代末期まで宮中の追儺行事は

十二月晦日(かいじつ)に行われていました。

 

そもそもは中国の唐代の儀式と伝えられています。

 

断じて巻きずしをかぶりついて食べる日ではないです。

(かなり下品な性的な行為を揶揄している)

 

なんとなく「そうだろう」と思っている巻きずしを食べる風習は

古来からの邪気払いや宮中行事とは全く関係なく

1989年に広島のセブン-イレブンが「恵方巻き」という名前で

巻きずしを売り出したことから、日本中に広まりました。

(ある意味すごいですね)

 

地方により、豆まきの掛け声に違いがあり

「鬼は内」と、呼び込むところも。

 

柊にイワシの頭を指して玄関先に戸口に
かけるのは「鬼」の嫌いな生臭いにおいで

鬼を避けるのです。

 

 

開運のためにはまずは厄払いをするところから。

 

豆をまき、厄払いをしましょう。

 

そのあと、今年の恵方「東北東」

約1キロ以上離れた神社・仏閣へ

恵方参りをしましょう。

美味しいものを食べるのはこの後ですよ。

 

恵方参りは神社・御寺参りですが

お墓参りはNG。

また稲荷神社は恵方参りには適しません。

 

特に神社ですと破魔矢を頂きましょう。


「恵方」とは、陰陽道で、その年の福徳を司る神である

歳徳神さまが在位されている方角の事を指します。

特に厄年に当たる方は恵方参りをされるといいですよ。

 

 

節分を過ぎ、翌日立春は

太陽黄経315度です。

 

現代の日本では、国立天文台の観測によって、

「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。

 

この日から暦は春となりますが

寒さは厳しく、本格的な春が待ち遠しいです。

 

いわゆる「空亡」の期間の方は

この日から「空亡明け」です。

 

四柱推命→空亡

算命学→天中殺

 

「立春大吉」の札を玄関に貼るという風習は

そもそも禅宗の考えですね。

立春大吉の文字は左右対称なので縁起がいいということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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