甘いものをとり過ぎると、
泣き虫、怒り虫、イライラなどが出てきやすく、大人でもヒステリックになり、カッとなりやすくまります。
一つのことに集中できず、飽きっぽかったり、
散漫だったり、根気がなかったり…。
体もビタミンB1不足で重くだるいので、怠け根性も出てきます。
食生活を玄米・菜食にし、
過剰な動物性食品と白砂糖を止めただけで、
性格も明るく、頭の回転もよく、
勉強も落ち着いて根気よくできるようになります。
キレやすくなるのも、
砂糖のとり過ぎ、肉のとり過ぎが大きく関係しています。
以下、「心を育てる子供の健康食(p89~)」
東城 百合子著 “神経に影響する白砂糖のとり過ぎ”よりご紹介します。
■神経に影響する白砂糖のとり過ぎ
・間食が好きで、暇になるとすぐお菓子を摘む
・来客だ、子供が欲しがるからと、時間も決めずにダラダラと食べる
そんな生活習慣が脳に染み込み、
自分をしつけ、性格や神経に影響するとしたらどうでしょう。
胃腸病が多いのも、
胃を休めることなく飲み過ぎ、食べ過ぎが習慣となっているからです。
ことに甘いもの好きは止められません。
好きだからと食欲に任せてしまいます。
それがどんなことになるのか、
やはり基礎的な知識があるのとないのでは、
健康にも運命にも大きな差となって現れてきます。
何事も過ぎるとバランスを崩し、不幸や不運の種を蒔いてしまいます。
白砂糖が問題なのは、
カロリーが高く、エネルギーになるのが早いからです。
穀類なら蔗糖、果糖、ブドウ糖と段階を経てエネルギーになります。
ことに外の皮を剥がないものならば、
消化吸収に必要なビタミンB1をはじめ、
ほかのビタミン類やミネラル分を多く持ち、
スムーズにエネルギーとなってくれます。
ところが、白砂糖の場合は、
糖分を消化しエネルギー化するためには、ビタミンB1が必要です。
しかし、白砂糖にはビタミンB1がなく、
しかもいきなりブドウ糖となって吸収されてしまうので、
消化は早く、一時疲れをとって元気になった感じがするのです。
そのとき必要なのはビタミンB1ですが、
自分は何も持っていないので、
必要なものを泥棒して早々と消化してしまいます。
血液も酸性に汚すため、
この中和にカルシウムが動員され、消費されてしまいます。
つまり、砂糖のエネルギー化のため、
これらのビタミン、カルシウムそのほかのミネラル類を泥棒します。
したがって、
白砂糖の過剰摂取は
ビタミン不足、ミネラル不足と共に、細胞にも
神経にもマイナスとなります。
ことに、カルシウム不足は神経を苛つかせ、
感情のアンバランスも起こしやすくなります。
甘いものの食べ過ぎは
泣き虫、怒り虫、イライラなどが出てきますし、
大人でもヒステリックになり、カッとなりやすいのです。
一つのことに集中できず、
飽きっぽかったり、散漫だったり、根気がなかったり…。
体もビタミンB1不足重くだるいので、怠け根性も育ちます。
食生活を玄米・菜食にし、
過剰な動物性食品と白砂糖を止めただけで、
性格も明るく、頭の回転もよく、
勉強も落ち着いて根気よくできるようになります。
【出典】心を育てる子供の健康食 東城 百合子著