毎週水曜日は「矢野真弓のことばのパワースポット」の日。
南海放送ラジオさんで9:40からです。
毎週いろんなテーマでお話をさせて頂いていますが
今日は年末にかけての大掃除についてお話をさせて頂きました。
(詳しくは「自力本願」を参考になさってくださいね)
その中でもトイレの掃除を素手で、とご提案させて頂きました。
昨日、私はちょっと失敗をしてしまいました。
気にしなくてもいいですよーと快く許して頂けたのですが
私自身は自分の情けなさに目まいがしそうでした。
夜遅く、トイレ掃除をしました。
素手で丁寧に洗い、最後に雑巾で拭きあげてとてもすっきりとしました。
その時に思い出した事・・・。
私は病気で大腸と直腸の全摘手術をしています。
IAAと呼ばれる手術を受けるまでは永久人工肛門になっていて
「トイレで便をする」事の不可能な体となりました。
(現在は兵庫医大にてIAAを受けています)
潰瘍性大腸炎のOPについて
「普通にトイレで便をする」というありがたさをついつい忘れがちです。
かなり若い時にこの術式を受けましたので私はコンプレックスと
術後の不調に悩まされ続けています。
現在は私自身、自分のハンデを受け入れ理解しています。
この心境に至るまでは何年も悩み苦しみました。
トイレは「便を流すところ」だけではありませんね。
ただ、トイレに行く、事も難しかった過去の私は
お手洗いをお掃除するにもいろんな感慨があります。
ありがたい、という気持ちからいろんな感情が生まれて来ます。
いつもありがとうございます。


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