私たち家族は、初めて建てる家であり建築に対し全くの素人であった事もあり、パナソニックホームズの設計士に全幅の信頼を寄せていました。
しかしその結果、欠陥だらけの家が建ってしまいました。
欠陥に対し、建ててからもうすぐ4年が経とうとしていますが、未だ欠陥を欠陥として認めず直して頂けません。
この様な場合どうしたらいいかも分からず、困った私たち家族は先ず公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 通称「住まいるダイヤル」に相談しました。
パナソニックホームズで建てた家は建設住宅性能評価書が発行されていますので、「住まいるダイヤル」に相談できるそうです。
電話をしたところ案内されたのが、専門家相談です。
専門家相談は各都道府県の弁護士会で、弁護士と建築士との対面相談になると言われました。
私たちは専門家相談を申し込み、弁護士と建築士に相談をしました。
先ず、弁護士の先生から聞かれるのが瑕疵担保責任が何年か?という事です。
パナソニックホームズは契約書に2年と書かれていました。
次に聞かれるのが、欠陥の内容と、2年以内に欠陥を伝えたと言う証拠です。
パナソニックは打ち合わせの度に、お打合せ記録書を書き、打ち合わせ終了時サインを求めてきます。
この記録書が全部残っており、これが証拠になると言われました。
この時、弁護士から言われたのが、記録書はパナソニックホームズが書くものだからパナソニックホームズの都合のいいように書いてしまう。
必ず自分たちの要望を書かせるように。
大切な家なので、けんかしても構わないので、きちんと書かせることが重要。
それを拒否するようなら、「他のメーカーに変えた方がいい。」と言われました。
また、録音も重要と言われました。
のちのち言った言わないになることが多いという事です。
この点は妻が機転を利かし会話をすべて録音しておりましたので、証拠になると言われました。
また、どういう問題が起こるか予想ができないので、家が建ってからも打ち合わせ時の記録や図面は取っておくように言われました。