こんにちは。

 

今回も旧約聖書のダニエル書をおもに取り上げます。その中でもヨハネの黙示録と関連する部分もあります。

 

まずは、ダニエル書7章の最初の方で、歴史についての預言を見ておきます。

 

旧約聖書 ダニエル書 7章1~7節

四頭の獣の幻

バビロンの王ベルシャツァルの治世元年のことである。ダニエルは、眠っているとき頭に幻が浮かび、一つの夢を見た。彼はその夢を記録することにし、次のように書き起こした。

ある夜、わたしは幻を見た。見よ、天の四方から風が起こって、大海を波立たせた。すると、その海から四頭の大きな獣が現れた。それぞれ形が異なり、第一のものは獅子のようであったが、鷲の翼が生えていた。見ていると、翼は引き抜かれ、地面から起き上がらされて人間のようにその足で立ち、人間の心が与えられた。第二の獣はのようで、横ざまに寝て、三本の肋骨を口にくわえていた。これに向かって、「立て、多くの肉を食らえ」という声がした。次に見えたのはまた別の獣で、のようであった。背には鳥の翼があり、頭も四つあって、権力がこの獣に与えられた。この夜の幻で更に続けて見たものは、第四の獣で、ものすごく、恐ろしく、非常に強く、巨大な鉄の歯を持ち、食らい、かみ砕き、残りを足で踏みにじった。他の獣とは異なって、これには十本の角があった。

 

4節にあった獅子とは、バビロンを指します。バビロンとは、メソポタミア地方の古代に繁栄した都市です。過去記事でもバビロン捕囚の話をした時のバビロンのことです。現在のイラクあたりです。実際に、遺跡の発掘でもライオンの像等が見つかっています。

紀元前539年に5節の熊と形容されたペルシアによって、バビロンは征服されました。現在のイランです。

また、三本の肋骨をくわえたとあり、これはペルシアが征服したバビロン、エジプト、リュディアの三国を示しています。

このペルシアを滅亡させたのは、6節にある豹と形容されたギリシアです。20歳で王になったアレクサンドロスは、マケドニアから東方遠征し、エジプトを征服、ペルシアを滅ぼし、インドへと侵攻しました。そこで、部下の兵士が進軍できない状態に陥り、引き返し、バビロンの地で32歳で没しました。まさに、豹のような強さで翼を持って迅速に勢力を拡大していました。アレクサンドロスは死ぬ時、子がおらず、彼は遺言で、「最も強い者が後継者となれ。」と残したことから、部下たちによる激しい権力闘争が起こることになります。紀元前301年のイソプスの戦い以後、リシュマコス、プトレマイオス、セレウコス、カッサンドロスの四勢力に大きく分かれました。これが豹の頭が四つある所以です。

最後に、7節にある第四の獣は、ローマ帝国を指します。

巨大な鉄の歯とはローマ軍の強さを指し、近隣諸国を次々と征服していきました。十本の角を持っているとあり、これはローマ帝国が十か国に分裂したことを指します。ローマ帝国は、395年に東ローマ帝国と西ローマ帝国に分裂し、アングロサクソン、フランク、西ゴート、東ゴート、アラマンニ、ロンバルド、ヴァンダル、ブルグンド、ヘルリイに分裂したことを示しています。その後、紆余曲折あり、かつての名残で、現在のヨーロッパが、イギリス、フランス、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル等ともっと細かく国々が分かれ、古代ローマ人の一部はアフリカ北部(エジプト、チュニジア、リビア、モロッコ等)にも渡り、このように分かれて存在しているのです。それらはダニエル書2:43に「ひとつになることはありません」と言われているとおり、絶対にヨーロッパは一つにまとまることがありません。EUという存在はヨーロッパがまとまったかに見えますが、実質はヨーロッパの各国民は他国民を毛嫌いしていて仲は悪く、EUはすべてのヨーロッパを含む訳ではなく、ノルウェーとスイスは断固としてEUに加盟しませんし、元々貨幣もユーロを使わずに距離を保っていたイギリスは2016年にEUから離脱を決定したことでもお分かりのように、絶対に上手くいかないのです。今後もEUは様々な問題(経済、移民等)で苦境から離れられません。なぜなら、聖書が預言しているからです。神の御言葉は必ず実現する前回記事でも申したとおりです。

 

上記のように、西洋史ができる前、そして、みなさんが教科書等で勉強されるもっと前に、紀元前553年(ダニエル書7章1節、ベルシャツァル王治世元年)というはるか昔預言されたとおりにこの世界の歴史は進んでいるのです。

 

前回記事「ダニエル書2300の夕と朝の預言と神の審判」でも、7章8節、10~11節に触れました。そこで既に、小さな角がローマ教皇と説明しました。細かい人は以下の部分が気になったかもしれません。

 

旧約聖書 ダニエル書 7章8節

四頭の獣の幻

その角を眺めていると、もう一本の小さな角が生えてきて、先の角のうち三本はそのために引き抜かれてしまった。この小さな角には人間のように目があり、また、口もあって尊大なことを語っていた。

 

上記聖書箇所の引き抜かれた三本のことです。これが何を意味するかお分かりでしょうか。小さな角が生えてきたせいで、三本の角が引き抜かれたのです。同じような表現が25節に再度繰り返されます。

 

旧約聖書 ダニエル書 7章25節

四頭の獣の幻

十の角はこの国に立つ十人の王

そのあとにもう一人の王が立つ。

彼は十人の王とは異なり、三人の王を倒す。

彼はいと高き方に敵対して語り

いと高き方の聖者らを悩ます。

彼は時と法を変えようとたくらむ。

聖者らは彼の手に渡され

一時期、二時期、半時期がたつ。

 

上記のとおり、小さな角は、ローマ帝国分裂後に出現した他の王とは異なると書かれています。それは政治上の国王ではないという意味です。このことから宗教上の王であるローマ教皇であることを裏付けます。

ダニエル書7:8の三本と7:25での三人の王は同じです。これについては、ローマ教皇との関連性を考えてください。歴史を見れば、上述したように、西ローマ帝国から分裂し、493年にヘルリイ、534年にヴァンダル、538年に東ゴートの3つがローマカトリックに敵対したため、ローマ教皇と癒着した東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌスによって攻め滅ぼされたのです。この事実からも、小さな角がローマ教皇であることがお分かりいただけたと思います。

 

そして、ダニエル書7:25のとおり、ローマ教皇は、いと高き方である神に敵対し、時と法を変えました。この点は、過去記事「安息日の重要性とモーセの律法」で説明済のとおり、安息日を勝手に変更しました。

聖者、即ち、真のクリスチャンたちはローマ教皇のせいで苦境に立たされ、中世時代のとおり、不当な宗教裁判にかけられ、あらゆる拷問、残忍な刑罰によって迫害されました。それが、一時期、二時期、半時期の間あったと上記のとおり書かれています。偽教師らが主張するように、これを未来の3年半とだけと解釈するのは誤解釈です。これは未来だけでななく過去の歴史のことも指しています。過去記事「ダニエル書の70週預言の真実」で計算方法を申したとおり、ダニエル書7:25に関しては、3年半=1260日、即ち、1260年を意味します。

起算点は、上述したように反対勢力の3つの王国を滅ぼしたことで、ローマ教皇の権力が確立した538年です。538年から1260年経つと、1798年となります。この年は、当時のローマ教皇であった教皇ピウス6世がナポレオンによって捕らえられて幽閉されたことで教皇の権威が失墜した時でした。この話は既に過去記事「聖書は今後の世界の動向を教えてくれます 後編」をはじめとする複数の過去記事で言及済です。

現在からすれば過去の話ですが、1260年もの間、ローマ教皇が権力を振るうことがダニエル書に預言されているのです。

たまに、このダニエル書7:8の三本の角が抜け落ちる国を未来のことだと勘違いして、アメリカや日本等を指すと奇妙な解釈をする者がいますが、このような主張をする者は聖書の真理をまったく理解していないにわかクリスチャンです。

それもすべてローマ教皇が反キリストだと認識していない、またはできないことに起因することなのです。

 

サタンの代理人である最も強力な反キリストが誰なのか、誰が真の敵なのか分からず仕舞いでいると、とんでもない誤解の中で信仰を持つことになります。私は何度もこの点を記事にしてきました。前回記事「ダニエル書2300の夕と朝の預言と神の審判」でも改めて強調しました。

それなのに、一向に信じない者は、にわかクリスチャンであり、獣の刻印を受ける者たちといえます。獣の刻印を受けるのは、不信仰の者だけでなく、聖書の真理を知らない、理解しようとしてもできない世に属する人間、にわかクリスチャンも同様です。なぜなら、ヨハネの黙示録13:1が指す獣が、ダニエル書7章8節の小さな角と同一と捉えられないからです。この理解ができない、または受け入れないから、故意過失問わず、黙示録13章が言うように、獣の像を拝み、獣の刻印を受けることになるのです。

 

私の言うことは、聖書の真理を知らない人たちにとっては過激思想かのように思われていることでしょう。それとも、私のことを狂人だと思う人がいるかもしれません。私をどういう人間か、あなたがたがどのように思おうが、言おうが自由です。

しかし、私が悪霊やサタンに惑わされていると思い込んだり、口走ったりする人もいることでしょう。はっきり言っておきますが、そのように思って、口走ったり、ネットで書き込む行為は赦されない罪であり、そのような人こそサタンや悪霊に惑わされているのです。その事実から逃げないことです。逃げてもあなたの運命は絶対に好転しません。

自分が考えることが絶対に正しいと高慢にならないことです。これは過去に何度も言ってきました。しかし、あなたがたのほとんどは高慢です。自分が今まで学んだことが正しく、間違いのはずがないと思い込み、本当に正しいかどうかの確認を疎かにして、穴だらけの知識や信仰を持っています。そういう状態だから、偽預言者RAPTや偽教師Amir Tsarfati等を盲信して騙されるのです。彼らの信者たちは、騙されているという自覚すらないかもしれません。

偽預言者RAPTは、かなりの数の記事を書いておきながら、反キリストを主題に取り上げた記事は一つもありません。説明できないでしょうね、RAPT自身が反キリストなのですから。説明するとしても、イルミナティが反キリストだと当たり障りのないことを言っておしまいでしょう。

世界に反キリストは一人ではありませんし、ある特定の組織だけを指すものでもなく、概念的なものです。過去記事「反キリストについて」で書いたとおり、それに当てはまる者たち全員が反キリストなのです。そして、勿論、偽預言者であるRAPT、そして彼に追従するRAPT信者たちもです。また、これは私の個人的な意見ではなく、聖書がそのように言っているのです。聖書を読んでも理解できないあなたがたに分かり易いように私が説明しているのです。反感を持たれる方は、どうぞ私のブログから離れていって構いません。私は、偽預言者RAPTのように必死になって読者を集めたり、引き止めようともしません。しかし、RAPTは金儲けのため、その他の欲望のために信者の心を繋ぎ止めようと必死になる理由があります。

過去に述べたとおり、私がブログを書いても一切収入になりませんし、人間からの称賛も求めていません。ただ、聖書の真理、福音、預言を正しく理解し、それを人々に宣べ伝え、神の御心のために奉仕しているだけです。

あなたがたは日頃、神の御心を意識していますか。自分の欲求、欲望のまま生きているのではないですか。そのような状態で「主よ、主よ」と言っても無駄なことを理解してください。正しい信仰を持ってください。だから、私は厳しい口調になっているのです。間違ったことに対して、生易しいことを言っても益にならないのです。

多数の間違った世間に迎合することは真のクリスチャンの態度ではないのです。

信じて従うのは、主イエス・キリストだけです。

 

日本では、過去記事「共謀罪と真のクリスチャンのあるべき姿勢」や「共謀罪、刑事手続、反キリストと新世界秩序、RAPT教というカルト」等でも述べたとおり、戦前の治安維持法と同類の共謀罪が施行されました。これから思想統制、言論統制が厳しくなります。

しかし、本格運用するのは、憲法改悪による政府の完全独裁を許す緊急事態条項の新設と国民の基本的人権を完全削除した後です。なぜなら、上記列挙した過去記事で説明したとおり、現憲法で違憲無効の可能性が濃厚だからです。

日本政府は、憲法改悪について、2017年秋に草案をまとめ、2020年施行に向けて動くと明言しています。日本におけるリスクは、共謀罪と憲法改悪のみではありません。私の過去記事「日本の将来と真のクリスチャンの姿勢」で書いた警告を信じるか、否かであなたがたの人生は決まります。事が起こってからでは遅く、後悔してもしきれない時が来るでしょう。準備に残された時間は多くありません。

 

私は一人でも多くの人が救われることを願っています。


以上