たとえパラパラとした小雨（こさめ）でも
虚弱体質だった私にとって、
雨に濡れるのは厳禁
身体を乾かすために体熱が奪われて、体力を消耗してしまう。
カゼをひき、熱が出て、体がだるくなり、
食欲がなくなり、仕事の効率が落ちてしまう。
治すのに長引く…
今でこそ、スピリチュアルになって
だいぶ健康を維持できているけれど
雨が降ってきて
霧雨だと目に見えないから？
小雨くらいなら大丈夫だと思って？
傘をささない人はけっこういる。
その人が丈夫で、何事もなければそれでいい
ただ、
私に対して
「これくらい大丈夫でしょ？」と笑って
傘をさそうとするのを止めないでほしい。
私は、あなたとは別の人間。別の身体。
あなたがどんなに暴飲暴食しようと
私に一滴も栄養にならないように、
私が熱を出して仕事を休んでも
あなたが責任をとってくれるわけじゃないんだから。
私は自分の健康を守る責任がある。
子どもの頃は、雨に弱いのを
「ポーの一族」のメリーベルっぽいと思って耐えていた(笑)
大人になったら、
面倒でも
傘をさして、
少しでも雨粒に濡れるのを避ける。
ん？私がカゼをひかずにすめば、
病院に行くこともないわけだから、
社会保険料が上がらないですむので
私ががんばって傘をさすのは、
社会のためにもなるのでは…(笑)
コロナ風邪も似ているなと思った。
ウィルスを移されても、微熱で済む人も
まったく症状にならない人もいるし
重症化して死の淵をさまよったり
合併症で亡くなってしまう人もいる。
あなたにとって、たかが風邪だとしても
たかが風邪ではすまなくなる人もいる。
でも、どこかで
「体が弱いのが悪い。
すぐに重症化する人が弱すぎる。
そんな弱かったら社会のお荷物だ」と
思っている人がいるかもしれない。
どんな考えを持っても、その人の自由だけれど…
（それは、なにか面倒臭いという感覚なのだと思う。
疲れているか、たんに思いやりが持てない状態なのだと思う）
私は、
この文明社会における人間（ホモサピエンス）のあり方として、
北浦雅子さんの
「もっとも弱いものを守る」という考えに共感している。
子どもたちや、高齢者や
障害をもったときなど
サポートが必要な状態になったとき、
不安を解消していけば
誰もが安心して暮らせる世界になるから。
雨に濡れてもぜんぜん平気な人と、
雨に濡れたくない人。
風邪をひいても元気でいられる人と、
風邪をひかないように気をつけている人。
それぞれお互いに
尊重されてほしいと思う。
新型コロナウィルスで大変な思いをしている方に、心からお見舞い申し上げます。
１日でも早く良い状態になることを祈っております。
〜
〜愛と感謝と祝福をこめて〜〜
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